角川書店単行本 健康診断で「運動してますか？」と言われたら最初に読む本 1日3秒から始める、挫折しない20日間プログラム

著者名：朽木誠一郎【著者】

KADOKAWA（2023/05発売）

• ISBN：9784041136041

内容説明

健康診断で運動・食生活の改善を「するつもり」と答えた方、今日「3秒」だけ時間ありませんか？　
自分の時間を取れない人のための、医学的に効率的な運動と食事術を紹介！

コロナ禍で運動の医学研究は飛躍的に進んでいます。

多くの人が健康にいいと思っている行動は、ほとんどがムダな努力
　・ダイエットのためにプチ断食　→　筋肉が落ちるので非効率
　・12時までに寝る　→　深い睡眠が取れれば何時でもOK
　・1日1万歩　→　4000歩から効果あり
　・有酸素運動は30分以上　→　10分を3回に分けてもいい

必要なのは、医学的に有効な ルーティン を生活に取り入れること。
　・筋トレは「1日1回3秒から」で効果あり
　・「HIIT」より「短時間」で「キツくない」ゆるトレ
　・10分のジョギングより、朝晩の10分の早歩き
　・「チートデイ」であえて小さな挫折を作る

これだけで、まず運動を習慣にするだけの筋力がつき、健康診断の結果が良い方向に変わります。
本書で紹介するのは、付け焼き刃でも、理想論でもなく、誰でも簡単に始められて、体が実際に変わる方法です。

本書を読み終えるころ、あなたにできていることは
　・運動のイメージがガラリと変わり、楽しくなる
　・ツラい思いなしで、食事に気を使えるようになる
　・不眠や不安が軽くなり、強メンタルになる
　・ウエストがスッキリし、理想の自分に近づく
さぁ、自分を変える20日間を始めよう！

【目次】
第1章　時間も気力もなくてもできること
第2章　運動は「低強度」「短時間」で十分
第3章　まずはこれだけ　20日間プログラム
第4章　運動で強メンタルを手に入れる
第5章　「いい体」と言われるためのルーティン
第6章　何度でも体を戻せる食事術

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[よっち]

健康診断の結果が気になった人向けに、医療ライターがまず運動を習慣にするだけで筋力がつき、健康診断の結果が良い方向に変わるきっかけを提唱する一冊。コロナ禍で飛躍的に進んだ運動の医学研究をもとに、多くの人が健康にいいと思っている行動はほとんどがムダな努力であることを指摘し、1日1回3秒の短時間でキツくない筋トレ、朝晩10分の早歩き、あえてチートデイを作って小さな挫折を作るなど、簡単にできることから始める一冊で、コンビニ食やサプリメントの効用、カロリーオフのチョイ足しレシピなど食事術もいろいろ参考になりました。

2023/07/11

[ふなこ]

すごくハードル低く頑張れば良いと言ってくれる本。人が新しいことを始めるには意思は3割。残りの7割は環境など。うんうん、環境は揃ってる。7割のやる気を出すだけや…！がんばれわたし…！

2023/07/31

[浮草]

やらないよりは少しでもやった方が良い。家事だって運動。

2025/08/06

[Humbaba]

運動は短時間であっても十分に効果がある。また、あまり強い強度の運動をしたり、長時間にわたって続けたりするとむしろマイナスになることもある。スポーツで上を目指すのであれば厳しい運動も必要になるが、健康になることが目的であれば厳しい運動は必要ない。運動を習慣化すると共に、食事についても見直すことで健康は得られる。

2023/08/29

[Humbaba]

痩せるためには食事と運動が大切である。それはわかっていたとしても、ではそのための行動を実践できるかと言えばなかなか難しい。少しくらいであれば頑張れても大きく変化させようと思えば続かなくなってしまう。自分はどこまでできるのか、そして、それをやればどのような効果があるのか。それらを明確にしておくことでやる気も出るし、無理なことをして三日坊主に終わってしまうことも避けられる。

2024/12/16