内容説明
サブスクや楽曲配信、動画サービスが全盛を迎え、激変を続けている音楽業界。日々、国内外の無数のアーティストの新しい情報が供給される情報過多の現在にあって、一人ひとりのアーティストの個性やバックボーン、楽曲の魅力を整理して的確に伝える仕事の重要性は増している。
アルバムレビューやライナーノーツ、ライブレポート、アーティストへのインタビュー、コンサートのパンフレットやフライヤーに寄せるコメントなど、音楽に関するあらゆる文章を書き、楽曲やアーティストの魅力を言葉に落とし込んで多くの人に伝えるのが音楽ライターの仕事だ。
自主制作のZINEを足がかりに執筆の場を広げ、長年ブルースを中心に執筆を続けてきた著者が、一般のファンと差をつける文章術、インタビューのポイント、音楽を「聴く力」と、それを伝わるように「書く力」を磨くトレーニング方法などを伝授する。
音楽ライターへの一歩を踏み出したい人、もっと魅力的なレビューを書きたい人への心構えとアドバイスが詰まった一冊。
目次
はじめに
第1章 どうして音楽ライターになりたいの?
1 音楽ライターに向いている人
2 始まりは発信することから
3 ファンやコレクターとどう違う?
4 プロとしての「聴く力」と「感受性」
5 生活できる?
6 音楽ライターの使命
第2章 音楽ライターの仕事って?
1 音楽ライターの活動の場
2 原稿を書く仕事――ライナーノーツ、インタビュー、レポ、評論etc.
3 メディアに出演する仕事、人をプロデュースする仕事
第3章 好きな音楽だけ聴いていればいいの!?
1 書き手としての心構え
2 インプットするのは音楽だけじゃない
3 文章をブラッシュアップするコツ
第4章 私が音楽ライターになるまで/なってから
1 私の得意分野
2 子どものころの音楽体験
3 一九七〇年代、ロックとの出合い
4 寝ても覚めても音楽だった十代
5 できることからやってみる
6 フリーライターとして世界を広げる
7 音楽ライターも人生いろいろ
第5章 ワンランク上を目指して自分に投資しよう
1 音楽のバックボーンを学ぶ
2 レコードやCDのコレクションについて
3 編集・ライティングのスキルを磨こう
4 業界のことを知る
第6章 ライターを一生の仕事にしよう
1 自分のスタイルを見つける
2 音楽業界とジェンダー
3 真に価値ある情報を届ける
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ロクシェ
山田太郎
りょうけん
ganesha
Masahiro Sumori
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