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内容説明
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大人も子どもも“名作を読もう”
国民的作家・宮沢賢治+人気絵本作家・いもとようこ
山に狩猟に入ったふたりの紳士のまえにあらわれた西洋料理店《山猫軒》。さあごいっしょに入ってみましょう! 宮沢賢治の人気作が登場――
山に猟に入った二人の紳士。道に迷い空腹を抱えた二人の前に《西洋料理店 山猫軒》が現れる。喜んで入るが「髪をとかせ、靴の泥を落とせ、金属類をはずせ、クリームを塗れ」と次々注文が。宮沢賢治の人気作が登場!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
yomineko@猫と共に生きる
71
表紙が綺麗かつ怪しくて妖しい!何回読んでも面白い。いいように解釈し過ぎな二人を待っていたのは???どんなにお腹がすいていても決して足を踏み入れてはならない山ねこ軒(笑)こわい(笑)2023/08/25
ちえ
33
『注文の多い料理店』読み比べ。◆いもとようこさんの絵はこのお話には可愛らしすぎ😩2019/05/15
らん
26
表紙の山猫軒があまりにも可愛くて、二人の紳士のようにまた山猫軒に招かれてしまいました。どういう理由でこの作品を書いたのか考えていたけれど、賢治は自分が食べるために生き物が殺される事が嫌なベジタリアンという事を知りようやく納得できました。動物愛護の精神は深く、心がすごく優しい人だったのですね。いもとようこさんの可愛らしくわかりやすい絵。山猫軒のいかにもレストラン風な看板が誘います。注文の多い西洋料理店の意図に気づき、震えて泣く二人の所に現れた白い犬二匹は、もし二人の立場だったなら神様のように思えただろうな。2023/11/09
にく9
21
読み返すたびに新しい発見がある。子供の頃は宮沢賢治作品はわかりにくくてほとんど読まなかった反動でもあり。。。レストラン山猫軒がある山の雰囲気が舞台なんだろうな、と思いながらまたいつか読み返す。2018/08/04
なつ
16
いもとさんの絵はフェルトでつくった指人形をイメージさせる。このお話のパペット劇場も見てみたい!あと、絵本の内容とは全く関係ないけれど、どうしても1つ気になることが。『鉄砲と弾丸をここへ置いてください』の挿絵。何回見ても『丸々と太り、ギザギザに尖った歯をむき出しのまま、鋭い目つきをした二羽の鷹』。最初は「何でこのシーンで鷹の絵なんだろ…?」と不思議で仕方なくずっとじっと見ていました。で、しばらくして納得。騙し絵でも何でもなく文章のまま『鉄砲と弾丸』でした。自分の思い込みの激しさにホトホト呆れ果てました(笑)2019/11/23