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内容説明
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いたずら好きのきつね・ごんは、兵十がせっかくとった魚を川にぶちまけてしまいます。ところが病気の母親のためにと兵十が魚をとっていたこと、その母親が死んでしまったことを知り、償いに魚や栗を兵十の家に密かに運んでいました。運んでくる主がごんとは知らない兵十は、またいたずらに来たと思いこみ、ごんを火縄銃で撃ってしまうのでした。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
しゅわ
28
【図書館】いもとさんの「大人になっても忘れたくない名作絵本」シリーズです。だれもが教科書で出会って、そして切なくなった経験のある有名な物語ですが、いもとさんの描く ごん はとても健気で よりラストでいろいろと考えさせられました。 2014/04/10
旗本多忙
16
小さいお子さんのいる人は一度や二度は読まされたことだろう。私は涙もろくなったとどうも錯覚する。動物の気持ちなどわかる人はおらず、ましてキツネとくればなおさらだろうが‥‥いたずら好きのゴンは兵十や村人に悪さばかりしていた。そんな時、兵十の母が死んだ。悲しむ兵十を見て、可哀想なことをしたとゴンは思い、兵十の留守中に松茸や栗などを毎日届けた。不思議に思った兵十、木の実を持ってこっそり入って来たゴンに気づいた。兵十はゴンをやっつけようと鉄砲に指をかけた。ズドーン!目を閉じたゴンの手には木の実がにぎられていた。2016/05/16
ティス@考える豚
15
名作『ごんぎつね』著者である新美南吉はわずか17歳の時に書き上げたらしいです。何が心を揺さぶるのかはわからないが、不朽の名作ですよねぇ。鰯の部分と夜道の語らいの場面が好きです。2013/01/15
雪下睦月
13
購入したのは息子が2歳の時。全く絵本に興味を示さなくて、その頃からなんとなくおかしいな....と思ってたんだよね。後数か月で6歳。最近やっと読み聞かせが出来る様になりました。ラストで涙を堪える息子。急に動物の病院ってある?と聞いてくるので山の中にあるんじゃない?と答えると、ゴンを入院させてと号泣。そうか。その手があったか。2013/01/03
高等遊民志望
9
10年以上ぶりに読んだ。最後はこんな結末だったのかとなんともいえない気持ちになる。きれいな終わり方だけに余計に死を強く感じる。2015/12/24