挫折からのキャリア論

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挫折からのキャリア論

  • 著者名:山口真由【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 日経BP(2023/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 510pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784296202058

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内容説明

キラキラに見える人生は、実際は泥沼だった。

何度でも失敗からはい上がる
折れないキャリアのつくりかた

この本では、私の失敗談を「これでもか!」というほど紹介します。
私たちがもっとお互いの弱さを開示して、手を取り合っていくことで、
職場でもっと違う振る舞い方ができるようになるのではないかと思うからです。

「仕事ができなかったんです、私」――。「東大を全優で卒業」「財務省に入省」「米ハーバード・ロースクール卒業後、NY州弁護士登録」といったキラキラな印象のある著者ですが、実は人知れぬ悩みを山ほど抱えていました。時間がかかった「自分探し」の末に見つけた「キャリアの軸」とは? 悔しい挫折や失敗を乗り越えて、前に進むエネルギーに変える「飴玉メソッド」も詳しく紹介します。

目次

●・東大「全優」で卒業も仕事ができず泥沼の日々
  ~「満点の女、来ましたけど!」――。自信満々で財務省に入省するも、ミス連発~
 ・転職先が決まらず米国へ逃亡 そして、運命の出合い
  ~最も苦手な英語を使うつらい生活をスタート。初めて自分と「和解」~

●私には5つの特大の「飴玉」がある
【コラム1 小心者で怖がり】

●最大の飴玉 弁護士事務所での「肩たたき」
★財務省と弁護士事務所を辞めたときの自分にあげたい、飴玉アドバイス
【コラム2 日本の教育について言いたいこと】

●婚約者との突然の破局
★結婚を前提にして交際していた相手と分かれてしまった人への飴玉アドバイス
【コラム3 今だから言える、私のズルい本音】
【コラム4 男性との関係では傷つくことが多い】

●収入激減 仕事のない、苦しい1年間
★収入が激減している人への飴玉アドバイス
【コラム5 博士論文を提出したときの、小さな飴玉】
【コラム6 趣味は「読書」と「耳かき」】
【コラム7 人生に希望が持てず、つらくなったときは読書で乗り越えてきた】

●つらい現実と向き合った卵子凍結

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

いお

10
山口真由さんは、東大を全優で卒業し、財務省に入り、弁護士にもなり、テレビでコメンテーターをしているキレイな人。そもそも違う世界の人というイメージだけど、そうじゃないみたいなことが書いてあると思って読んだ。確かに大きな挫折をいくつかしてるけれど、そもそもの考え方が私とは合わなかった。自分が大好きで絶対の自信があるところ、やればできるところが、根底にある話だから、共感ができない。でも、キラキラだけで今がある人ではなくて、彼女なりにもがいて生きているんだなとわかった。私は私なりに頑張るしかないんだな、やっぱり。2023/12/24

FuSa

7
華やかな経歴を歩んだ著者の紆余曲折が語られた著書。日本一のジェットコースター級の自己受容の話。プロローグでもっと下の世代のために自己開示を、ロールモデルになれるように、と書かれており自分にとってのロールモデルとは、と考えてみた。前職のときには理想となる人はいないな、先が見えないなと思ったけど、現職でもいないはいないんだけどあまり気にならないかも。著者の場合レベルと高低差がすごすぎて視界に入らないかも。あと私は著者の言う飴玉をほっとんど持ってない。タイプからして正反対だなとしみじみ思った。2023/08/28

yurari

3
キラキラエリートの美人で違う世界の人という印象が、この人と友達になりたい…に変わった。弱みをみせることは相手に歩み寄ることでもあるのだな。全優で東大を卒業するも、財務省では仕事が出来ず「自分がそれほど優秀な人間ではなかった」ことに気付く。そして2年で財務省をやめる。子供の頃好きだったPCの麻雀ゲームで負けそうになったらリセットする癖があったそうだが、ゲームでさえも負けることを恐れるという性質は彼女のその後に影響したように思う。子供が欲しい理由について「親から与えられたものが大きすぎて、私も子供に同じように2024/01/02

ぴよぴよ

3
自身の失敗談をまとめた本でした。そこから立ち上がる様子は記載がないのが残念なところでしょうか。また、とても努力されて、とても優秀な方なのかと思いますが、人の気持ちを理解することが苦手なのではないかと、それが種々の根本原因なのではないかと、どうしても考えてしまいます。。2023/06/03

こたちゅう

2
コメンテーターとしてテレビでよく目にする筆者、こんな挫折(感)を抱えて生きてきたのに驚き。財務省での体験は挫折ではない気がする。そのまま5年くらいやっていれば仕事の内容が変わって読む力、記憶力に長けた著者の長所が生かされ展望が開けたのではないかとも思う。ともあれ、キャリアが安定してきてよかったと思う。ギフテッドもそうだが、やはり努力も必要だが才能とか遺伝も重要。できる人はできる。できないのは自分のせいとか思わない方が人生上手くいく。読みやすいので万人にお薦め。あっという間に読める。面白かった。2023/12/17

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