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内容説明
厳しくすべきか見守るべきか、親がリードすべきか、子どものペースに合わせるべきか――。成長にともない変化していく子育てのお悩みを発達心理学、行動遺伝学、進化心理学という3つの視点で解決! 非認知能力、自己肯定感、自己効力感、子どものHSP、教育虐待、性教育、中学受験、反抗、思春期危機、レジリエンス、いじめ、不登校……etc. 子育ての気になる課題と対処がマンガでよくわかる! マンガ・イラスト/松尾達
目次
1章【乳児期】0~2歳
乳児期マンガ「三者三様の子育て」
2章【幼児期】2~6歳
幼児期マンガ「子育ては厳しく? それとも自由に?」
3章【児童期】6~12歳
乳児期マンガ「どうやって自立させればいいの?」
4章【思春期】12~18歳
思春期マンガ「子どもの幸せって何?」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
タカナとダイアローグ
17
発達心理学をもとにした発達段階をベースに、行動遺伝学と進化心理学の知見を紹介していく育児本。こうするべき!という一般的なハウトゥーはなく、「研究によると、これがベター」という信用のおける書き方。内容が堅めなので、章はじめは漫画になっている構成がよい。登場人物は極端化されており、子育てにおいて直面する課題が掴める。性格を決める影響源として家庭環境はほぼ0で、遺伝と家庭外環境が半々という、直感に反する研究が紹介されており、ここで引っかかって進まないことがありそう。遺伝か環境か論争を追うことにする。2024/04/20
鳩羽
6
子育てでよく問題になるパターンや困りごとに、科学的根拠をもとにどうすればいいのか、乳児期、幼児期、児童期、思春期の四つの年代に分けて解説する本。著者のお二人の職業からも、信頼性が持てて読みたい気にさせてくれる。様々な発達の敏感期を意識して、がちがちに支配するのでもなく、とはいえゆるゆるに放置するのでもなく、その間を探り続けなければならないのが子育てだとは思うが、この本を読むとその枠組みがきちんと設定されるように感じた。それにしても遺伝の割合の高さ。2024/02/01
ちい
5
結局、最後は本人が生まれ持った資質(遺伝子)に話が落ち着くんですね。 その才能や資質がうまく発露するように、親は、芽を潰さず、温かい眼差しと養分(衣食住)と居場所(安心感)を用意するしかないのかな。 国や時代によって評価軸も変わるので、親の自分は古い価値観で子供たちの選択を狭めないようにしたい。見えていない可能性が潜んでいるかもしれないので。 そもそも他者からの評価を気にしてばかりいると、いずれ病みそう。 とにかく健康で、少しだけ社会の役に立って、好きなことをして楽しく生きていってくれれば、それでいい。2024/01/27
noko
4
このような子育てマニュアル結構ある。題名に臨床心理士と精神科医とあるので、科学的アプローチがありそうだと期待して読んだ。各年代別になっていて、0〜2歳、2〜6歳など章分けされている。3歳神話の考えはボウルビーによる愛着理論が元。自分を無条件に大切にしてくれる安心安全の基地があると確信していく。これは社会を信頼する土台となり基本的信頼感と呼ぶ。愛着は育む期間にリミットがあるので、安全な土台作りは時間切れになることがある。ほどほどでオッケー。影響するのは孤児や虐待など特定の養育者がいない生い立ちに限定される。2023/10/11
n___syu.
3
勉強になった!親は割と放任気味だったけど、実はうまいこと見守ってくれていた?!と実感。2024/08/06




