k.m.p.の、石コロ、ぐるぐる。 石をめぐる小さな旅

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k.m.p.の、石コロ、ぐるぐる。 石をめぐる小さな旅

  • ISBN:9784487815456

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内容説明

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旅の達人k.m.p.が大好きな石コロの世界を案内! 鉱物と岩石の疑問から、面白実験、国内・海外の石スポットまで、写真たっぷりの美しい図鑑としても楽しめる1冊!
石が好きだけど難しいことはわからない、でもイラストや図解や写真でやさしく説明されているなら知りたい・読んでみたい人向けに、k.m.p.が「自分のような理科オンチでも読み通せる石の本がつくりたい」という気持ちをコンセプトに描いたコミックエッセイです。

以下、本書あとがきより抜粋。

石が好きになって、もっと深く知りたいと思ったら、そこはまさかの理系の世界で、
結晶構造とか化学組成式とか
原子とか陽子とかイオンとか
三斜晶系とか六方晶系とか……
本を開いては、どうしても頭に入らず、何度も閉じて。
もっと浅く、ざっくりでいいんだけどな……
知りたい、でもムズカシイ……
もしかしたら、同じ思いの人がいるかもしれない。
同じところでつまづいている人がいるかもしれない。
そんな人たちが、最後まで読み通せる石の本がつくりたい……
そう思ったのが、この本のはじまり。

厳密に言えば違う、一概には言えない……
そんなこともあるかもしれない。

それでも、ざっくり、大まかに知ることで。
それが、深く、正しく知ることへのスタートラインになる。
……と信じ、自分が知りたかった石のことをまとめました。

目次

プロローグ
その1 石ってなんだ?
【ちょっとここで】「岩石」を整理してみた
【ちょっとここで】ところで「マグマ」って?
その2 比べることで わかること
【突然実験】「色」の秘密を覗いてみよう
【ちょっとここで】「結晶」という言葉
その3 あれも石、これも石
その4 おしえて!! 石のギモン
【ちょっとここで】石の「かたさ」
【突然実験】かたさ対決! 「モース硬度」
【突然実験】かたさ対決! 「靱性」
【突然実験】割ってみよう! 「へき開」
その5 河原の石を 見に行こう
【ちょっとここで】石の「観察」
その6 石の ミドコロ
【ちょっとここで】おもしろい石
その7 石ぐるぐる 博物館
その8 町なかで見つかる石
その9 旅で出会った石たち
その10 好きです、砂!
【ちょっとここで】日本人と石
はしりがき
あとがき
著者紹介・奥付

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

☆よいこ

68
分類459。デザインユニットのk.m.pのふたりが、大好きな「石」について調べたり採集したり見学したりした、コミックエッセイ風図鑑とコラム。会話形式▽岩石とは/色の秘密/石のかたさ/河原の石採集/宝石とは/町なかの石/世界の石/砂とは▽雑誌風な紙面に情報過多で、どこから見てもよい作りになっている。分類とかグループ分けとか(独自目線感は否めないが)見やすくまとめてあり、調べ学習にも使えそう。石や鉱石は小中学生に人気のテーマなのでハマる子にはハマる本だと思う。フルカラーふりがな無し。2023.5刊2024/03/20

kasim

25
石が大好きだけど難しいことは分からない、まさに私のこと。なのでとても素敵な本だった。原子配列と結晶形態をどちらも「結晶」と呼ぶことで素人は混乱するとか、その通り!SiO2鉱物(石英、水晶、瑪瑙、玉髄、ジャスパー、オパール、天然ガラス)の整理も有難い。でも私は石英も半透明に見えてしまう時があるし、瑪瑙は原石じゃ縞は分からないし、一見じゃやはり難しそう。長石の区分も欲しかった。後半は小さいけど美しい標本やルースの数々にほれぼれする。2024/04/24

manamuse

17
文字酔いする…。情報量が多すぎて集中できない。図書館本だから改めて後日また借りようと思う。2023/11/23

MOTO

11
感動した本のレビューは逆に難しい。胸が爆発しそうな程、言いたい事が多すぎて全然まとまらなかったり。この本もそう。k.m.pさんの石への愛が溢れかえっていて怒涛の石語り。でも、いいタイミングで現れる写真や、彼女らの柔らか口調とイラストは面白授業的な感じでいい学びにもなった。2023/08/09

ぽけっとももんが

9
石とはなんぞや。考えたこともなかった、そんな疑問から始まる。元素の周期表まで出てきて、なるほどそういうことか、とちょっとわかったような気になっている。ものすごい情報量と岩石、鉱物に対する愛情が誌面から溢れ出す。自分より少し詳しいくらいの人がもっと詳しい専門家に教えを乞うのを横からふんふん、と聞いている感じ。石っていいよねー。ただ一つ、生口島は愛媛県じゃないよ、広島県だよ。2024/01/20

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