角川ソフィア文庫<br> 私の俳句入門

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角川ソフィア文庫
私の俳句入門

  • 著者名:岸本葉子【著者】
  • 価格 ¥924(本体¥840)
  • KADOKAWA(2023/05発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784044007560

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内容説明

季語と向き合い、おそるおそる句会に挑み、歳時記を友に歩んで10年余。日常の風景を一句に仕上げる工夫や上達法は、言葉を生業とするエッセイストならではの発想で、まねしたくなるものばかり。季語力を鍛える句会の醍醐味、経験から得た投句や選句のコツもお伝えします。「味わっても味わいきれない、奥深い趣味と出会えてから、私は年齢を重ねることがあんまり怖くなくなりました」一生ものの趣味へ誘う等身大の俳句入門。
【目次より】
はじめに
第一章 季語は頼りになる味方
 季語があるから俳句ができない?/覚えなくていい/歳時記が手元にあれば/ふとしたシーンが俳句になる/季語の他に入れるもの/古くさい決まり事?/そもそも季語とは
第二章 こんなに豊かな季語の世界
 季語の「本意」を知る/入れ替えてみてわかること/ムードを変える力/置くのではなく、働かせる/「響き合う」ということ/経験を超えて/これも季語だとは!/詠み尽くされることはない
第三章 季語力を鍛える句会
 句会は怖い?/「兼題」「席題」「吟行」/場数を踏むと力が抜ける/参加すれば早く伸びる/スリルが快感/読み手の想像に委ねる/「詠む」と「読む」は両輪/投句はぶれろ、選句はぶれるな/自分に合った句会を探す
第四章 「あるある俳句」と「褒められ俳句」
 句会は道場/「あるある俳句」/「褒められ俳句」
第五章 歳時記は一生の友
 一年目の句と今の句/自我を手放す/俳句と禅/言葉に出す、形にする/初心に返る/迷ったら戻る場所/エッセイと俳句と/歳時記は一生の友
おわりに
文庫版あとがき 俳句の門は開いている

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

えいこ

8
初心者に向けて、俳句の楽しみ方、向き合い方を指南。エッセイストだけに、等身大で読みやすく、わかりやすい。頭で作った俳句はよくない。作為もダメ。自然体で作って読み手に委ねるのが俳句の楽しさ。2023/08/10

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