文春新書<br> ペットロス いつか来る「その日」のために

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文春新書
ペットロス いつか来る「その日」のために

  • 著者名:伊藤秀倫【著】
  • 価格 ¥950(本体¥864)
  • 文藝春秋(2023/05発売)
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  • ポイント 200pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784166614097

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内容説明

年間約三十万人いる予備軍
(プロローグより)
ペットを飼っている人で、いつか来る「その日」のことを考えない人はいないだろう。自分もそうだった。だが、いざ「その日」を迎えてみると、予想していたはずの衝撃に、ほとんど何の備えもできていなかったことを思い知らされた。
ミントが亡くなって2日後のことだ。冷蔵庫を整理していた妻が「こんなの買ったっけ?」と手にした「カブ」を見て、反射的に涙が出た。それはあの日、スーパーで買ったカブだった。 (略)精肉売り場で「大好きな鶏ナンコツなら食べられるかな。それとも目先をかえてラム肉にするか」などと考えていたときに、ミントは旅立ったのだ。この10分のロスのせいで、最期の瞬間に立ち会えなかった──。
カブを見て泣きながら、そんなことを一気に思い出した。思い出したから泣いたのではなく、身体が勝手に反応して涙が出た、という経験は初めてだった。(略)号泣する準備はできていなかったのだ。
これが「ペットロス」というものなのだとすれば、事前に思い描いていたものとは全く違う。何となく日常生活でミントの不在を感じるたびに寂しくなるのだろうと想像していたが、実際に我が身に起きた心と身体の反応は、自分で制御することが不可能なほど激烈で、空恐ろしい気すらした。
(略)
「ペットロス」とはいったい何なのだろうか。その衝撃を和らげる方法はあるのだろうか。そもそも「ペットロス」を乗り越えることは可能なのだろうか。
疑問は次々と湧いてくるが、インターネットで調べてみても、なかなか自分が必要としている情報には辿り着けなかった。この経験が本書の出発点である。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

速読おやじ

11
どの人の話にもそれぞれの愛犬との思い出があり、悲しみの形は一様ではないのだと強く感じました。特に上沼恵美子さんの「亡くなった愛犬が見えた」という話には深く心を動かされました。私は16年間共に過ごした愛犬を亡くし、この本を手に取ったのですが、読むことで自分自身のグリーフケアになったと感じています。そして、同じような悲しみを経験している人がいるということに、心が少し救われた気がしました。今、ペットと暮らしている人には、この本を通じて命の大切さや日々のかけがえのなさに改めて気づいてほしいと思います。2025/03/02

だいふく

7
ひと月半ほど前に、うちの猫がなんの前触れもなく突然亡くなってしまった。まだ7歳だったのに。悲し過ぎて、気持ちの整理がつかなかった時に出会った本。 最初のページから、ボロボロ泣きながら読んだ。本当は亡くなる前に読んだ方がよい本なのだろうけれど、いろいろな方の体験を泣くのを我慢せずに読んだおかげか、自分の体験も皆さんと共有しあえたようで、変な言い方だけれど悲しむことに前向きになれた。2024/05/11

B.J.

4
今,3人います🎶2023/06/15

やこ

2
アンケート回答した45人のものを読み感じるものはありました。ペットロスアンケート調査から年代別ペットロスの症状が続いた期間を%で示しているが高齢者の方が症状が続くことが多い。今後の社会全体で取り組む課題であるのだと思う。ペットを飼う人が増えた今その動物がこの先十年以上経ったらペットロスの症状持つ人が増えることも改めて思った。心療内科等でもペットロスで通院する患者の受入れる病院も少ない。愛玩動物から伴侶動物と存在も変わってきている時代誰からも受け入れてもらえるような社会になってほしい。2023/11/20

Humbaba

2
ペットとの付き合い方は人によっても違いはあり、何が絶対的な正解ということもない。しかし、だからこそ人によってはかけがえのない存在となりえる。その存在は、普段の生活においては自分を癒してくれるが、最期の別れの際にはこの上のないダメージとなる。それをどう乗り越えるかは人によっても異なるためどう対応するかは難しい。ただ、身近な人がそのような状況になったときにはそばに寄り添うことは効果があることが多い。2023/08/29

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