真説・サメ 謎に満ちたすごい生態

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真説・サメ 謎に満ちたすごい生態

  • ISBN:9784863135758

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内容説明

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映画では怖ろしいモンスターとして描かれてきたサメだが、科学的研究が大きく進み、謎に包まれたその生態が徐々に解き明かされてきた。
世界にいるサメの種類は500種を超え、映画「ジョーズ」で狂暴な主人公を演じたホホジロザメをはじめ、スクールバスほどの大きさになるジンベエザメ、水深800mの深海に生息し背中に生えた棘で捕食者を追い払うクロハラカラスザメまで、驚くほど多様だ。
映画では殺人鬼のように描かれたサメだが、実際にはサメによる死亡事故は全世界で年平均4件程度とわずかである。
そのサメは今、危機にひんしている。
乱獲、生息域の喪失、汚染。これらすべてのせいで、個体数が危険な水準まで減少しているのだ。 1970年以降、外洋性のサメやエイの個体数はなんと71%も失われている。毎年推定1億匹が、漁業活動やフカヒレ需要のために殺されている。
また、海の頂点捕食者であるサメは、海洋生態系のバランスを保つ上で並外れて重要な役割を担っている。つまり、サメがいなくなれば海の生態系全体が崩壊してしまうのだ。
本書は、この海の素晴らしさを象徴する生き物、サメをさまざまな角度から紹介し、最新の科学的発見に基づいてその生態の全貌を明らかにする。

目次

はじめに サメの真の姿に迫る
第1章  象徴としてのサメ
第2章  サメについて学ぶ
第3章  サメを撮影する
第4章  サメの生息地を保護する
第5章  サメと共生する

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

41
新刊コーナーから。娘も私もサメが大好きです。先日ドキュメンタリーでヨゴレについてみたばかりなので、特集記事はちょっと胸が痛かったです。先日植物が根を駆使して地下で行っている社会生活について読んで感動しましたが、こういう本を読めば読むほど動物たちの社会生活はきっと複雑だろうと思わずにいられません。私たちの無知や根拠のない恐怖のせいで、この太古から繁栄してきた生物が数を減らすことをこれ以上許してはいけないなあ…と感じています。娘は写真をうっとり眺めていました。2023/07/28

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