内容説明
(元)警部と、身寄りをなくした子象。
異色の探偵コンビが、
大都市ムンバイを奔走する!
少年の水死体――それはインド国内を震撼させる大事件の始まり。
CWA(ヒストリカル・ダガー賞)受賞作家が贈るインドミステリ
ついに警察官人生が終わる退職日の朝、チョプラ警部のもとに想定外の事態が舞い込んだ。放浪癖のある伯父からあろうことか“子象”を相続したのだ。しかも困惑したまま署に到着した警部を待っていたのは少年の水死体。検死解剖もせず事故として処理されたその死に違和感を覚えたチョプラは独自で調査を始めるが、それはインド裏社会をも巻きこむ大事件に発展し……。“元警部と子象”の異色探偵コンビ、最初の事件!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
猿吉君
66
引退した刑事が殺人事件を小象を連れつつ追う!という際物的な作品です。①ドタバタ逆的なのかと思いきや殺人事件の闇は深い。②小僧のガネーシャが後半になって活躍すると話が大味に、特にどつくようになると(笑)③チョプラさんの正義感が心地良いものの、もう刑事じゃないのに刑事だと言って捜査するのはちょっとアレです。④奥様とガネーシャがテレビを見ているところが好きです。⑤謎解きというよりもチョプラさんの日常場面が多い。点数75/100→読んでいる時はハマらないなと思ったんですが、読後感が良くて続編出たら読むと思います。2023/08/30
ナミのママ
60
警察を早期退職する日、チョプラ警部は"子象"を相続する。文庫の帯には「元警部と身寄りをなくした子象。異色の探偵コンビ」あるがちょっと違うかなぁ。警部の最後の出勤日に少年の水死体が発見される。この謎解きがメイン。事件は平凡だが、インドの裏社会、腐敗した警察、権力者の汚職、そして貧富の差。これはインドの現実?と不思議に思いながら読み進めた。"子象"の名前はガネーシャ。シリーズ1作目となるようで、人物紹介と設定で終わった感じ。でもこのコンビ面白いから続きが楽しみ。2023/05/23
うまる
30
インドミステリ。退職刑事の相棒はなんと子象!インドの裏社会へ踏み込む話ですが、コミカル要素ありなので、シリアスになりすぎず楽しかったです。ちょうど動物園で生まれた子象が人気なので、こんな赤ちゃん象かもと思いながら読めたのも良かった。インド社会の情勢や人々の暮らしに触れる部分に読み応えがあります。もっと宗教的なこだわりとか、複雑なしきたりがあるものだと思っていましたが、案外信心深くない人も居る様で驚きました。鳥葬というのも知らなくてビックリ。子象の活躍をもっと読みたいので、続編の翻訳に期待したいです。2023/11/24
みなみ
26
インドを舞台として、警察官を退職したばかりのチョプラが殺人事件の調査を行うミステリー。事件とは別に、小象を相続するという騒動があり、この小象がとても可愛い。長い鼻で人の顔をなでたり涙をぬぐったりしてコミュニケーションをとるところに癒やされた。インドだからこそ、小象が道を歩いていても違和感はないけれど、日本で同じことをしたら注目を集めてしまって調査どころではなくなってしまいそうだ。2026/03/22
み
26
さくさくと♪好きな空気です^ ^チョプラ夫妻もガネーシャも、イイです。お話しのスジは、反吐が出る系でしたが、空気のお陰で読後は重たくないです。シリーズ翻訳して欲しい。2023/07/01
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