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内容説明
テクニックや知識だけでは務まらない
世界水準のパイロットに必要なのは
命を預かるプロとしての「使命感」
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世界中の空をはばたくパイロット――
多くの人が憧れる一方で、その椅子に座ることのできる人は限られています。
しかし、狭き門といわれている操縦士資格の取得以上に難しいのは、
パイロットの仕事を続けていくことです。多忙で不規則な職務において、
ミスの許されない、多くの人の命を預かるプレッシャーに耐えられずに
退職する人は相当数に上ります。
せっかく多額の費用を費やし努力を重ねてパイロットになっても、
すぐに続けられなくなってしまっては、夢を叶えたとはいえません。
「世界に通用するパイロットの育成」という理念のもとフライトスクールを経営し、
自ら多くのパイロットを世に送り出してきた著者は、資格の取得以上に、
その後プロとして活躍し続けることに重きをおいて育成を行っています。
著者はかつて単身渡米し、現地で操縦士資格を取得した際の経験から、
世界で通用するパイロットになるためには、自己管理を徹底し、
大きな負荷にも負けない心身を保つ、プロとしての使命感をもつことが
必要だと考えるようになりました。
本書では、世界で通用するパイロットがもつべき使命感とは何か、
そして使命感をもつパイロットになるために必要とされる資質について
詳しく紹介しています。
パイロットを目指す人にとって、夢の実現をサポートする一冊です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
新田新一
13
著者はパイロットの資格を持ち、パイロットの養成を仕事にされている方です。飛行機の魅力、パイロットに必要な資質、パイロット不足をどう解消するか、といったことが書かれています。非常に面白くて、ためになる本でした。一番興味深く感じたのは、パイロットの仕事に読書が役立つと書かれていたことです。フライト中に命を失いそうな危機に直面し、本で読んだことが支えになったそうです。パイロットとして技術が一番必要とされると思うのですが、強靭な心を作るには、本を読むことが重要であることが分かって、嬉しくなりました。2024/01/30