内容説明
シリーズ累計54万部突破!日記シリーズ最新刊!
今回もすべて実話の生々しさ・・・
本日で12連勤、深夜0時まで時間厳守で運転します。
高校教師を辞めて、47歳で「憧れの職業」バスドライバーになった著者の悪戦苦闘、そして悲哀と笑いの記録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kinkin
125
バスの運転手見ていても気の毒な時がある。バス停留所の駐車や荷物の覆うお客さんがなかなか入れなく出発が遅れる。遅れるけど決まった時間には着かないといけない。きっと皆さん胃がキリキリしていると思う。京都のバスに限らずインバウンドで賑わっているところのバスも激混み、言葉が通じない、渋滞ですごいことになっているわ、と京都の知り合いから聞いたことがある。逆に田舎のバスは人が乗っていなくても走っている状態。このあたりのギャップを埋められる策があればなあ。図書館本2023/08/01
きみたけ
101
最近ハマっている三五館シンシャの「○○日記」シリーズ。これまでは辛い境遇で読み終えて何かどよーんとした読了感でしたが、今回の内容は良かったです。著者は、高校教師から憧れのバスドライバーに転身した須畑寅夫氏。路線バス運転士として働いた実体験を通じて、多くの人にバス業界の実態とそこで働く人々の苦労や喜びを知ってもらいたいとの思いで執筆した一冊。勤務中に起きたホッとするあるいはイラッとするエピソード、よくある職場人間模様など赤裸々に語っています。今後はバスドライバーへの感謝の気持ちを持って乗ろうと思いました🙂2024/07/02
ma-bo
98
既刊分はほぼ読了済みの「汗と涙のドキュメント日記シリーズ」。40代で高校教師から、憧れていたバスドライバーに転職した著者。早発、開放、大開放、特発、降車失念等の業界用語にまつわる話から、様々な乗客、同僚や上司とのトラブルやいい話。病気で退職を余儀なくされるまでの12年間の体験した事実を赤裸々に綴られています。バスって時刻表より早く出発すると処分対象になるんや。基本時刻表より遅く到着するから渋滞等の道路事情だけかと思ってたけど、早発しないようにスピードとかで調整してるのかな。2024/02/21
33 kouch
66
私小説よりも感情移入して読めた。事件やトラブルにおける心理描写がリアル。誰でも仕事上経験のあるような油断、葛藤が随所にある。バス停通り過ぎの処分が重い…キュッと心臓が締め付けられるという表現が生々しい。交通事故以外にもやってはいけないことが多く、またその処分も重く運転手の世界の厳しさを知る。バスで寝てしまい、いつの間にか目的地に着いている。この当たり前を提供するインフラ稼業の安全に対する厳しさ。自分には精神的に勤まりそうもない。ただただ尊敬と感謝しかない。この方の転職と行動力と前向きな姿勢にも感動する2024/03/31
Kokopelli
65
お気に入りの日記シリーズ。今回は自分も興味があったバスドライバーだったので、なるほどねと思いながら読んだ。やはりどんな仕事もそうだが、はたから見ている業務だけではなく大変な部分がある。当然ながら交通事故は絶対に避けなければならないし、乗客とのトラブルもある。乗客から「運転士の分際で」と言われたくだりは、こちらも読んでいて腹立たしかった。いったい何様のつもりなのだろうか?嫌な上司がいると大変なのもどの職場にもあることなんだが、ここにもねぇ。家族の理解があったりなかったり・・・ドライバー稼業は簡単じゃないね。2024/03/17
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