京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先

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京都 梅咲菖蒲の嫁ぎ先

  • 著者名:望月麻衣
  • 価格 ¥789(本体¥718)
  • PHP研究所(2023/05発売)
  • ポイント 7pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784569903149

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内容説明

時は大正、四神の力を持つ『神子』が台頭する時代。曰くつきの名家、梅咲家の令嬢・菖蒲は幼い頃、許婚として紹介された京都の桜小路家の御曹司・立夏に一目惚れをする。立夏を一途に思い続け、十五歳で婚姻の準備のため、東京から桜小路家へ越してきた菖蒲だったが、再会した立夏は冷たい瞳で彼女を拒絶し――。両家の因縁、異能力者たちの思惑が絡み合う中、菖蒲の初恋の行方は? 切なく、甘い和風ファンタジー!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

寂しがり屋の狼さん

82
まるで昭和の昼ドラのような展開(⁠◕⁠ᴗ⁠◕⁠✿⁠)時は大正、四神の力を持つ『神子』が台頭する時代。曰くつきの名家、梅咲家の令嬢•菖蒲は幼い頃、許嫁として紹介された京都の桜小路家の御曹司•立夏に一目惚れをする。立夏を一途に思い続け、十五歳で婚姻の準備のため、東京から桜小路家へ越してきた菖蒲だったが…両家の因縁、異能力者たちの思惑が絡み合い…2024/10/11

本詠み人

66
久しぶりの望月麻衣さんの新作の舞台は大正時代。四神の力を持つ「神子」となれば、庶民から爵位のある人になる...という世界で、主人公の菖蒲は名家の令嬢で初恋の許嫁の元へ嫁ぐための花嫁修業に余念がない。異能を持つ拝み屋さんシリーズが終わったから、その代わりとなるのかと思いきや単発なのかな?許嫁のお花畑な感じと周囲のドロドロっぷりが何とも違和感を醸す不思議な物語でした。2023/11/30

はにこ

66
こういう一般人とは違ったお家柄、しかも大正時代なので、私の物差しでいうのもなんだけど、一目見ただけで邪険にされてもずっと好きみたいのが謎だった。あの家の人間も蓉子と撫子以外クズっぽいし。立夏もそんな小説褒められたくだいでコロっとだなんてちょろいな。。他のシリーズと違って登場人物が好きになれなかった。2023/09/19

ひさか

57
2015年4月〜2016年4月エブリスタ投稿の花散る桜の園を改題、大幅な加筆修正の後、2023年5月PHP文芸文庫刊。大正時代の京都に白虎、青龍、玄武、朱雀、麒麟、斎王、と呼ばれる能力者が登場する恋愛ファンタジーだが、紆余曲折ありのくねくねした展開で、あまり共感できなかった。残念。2023/07/31

はなりん

46
大正時代の京都。10歳の時許婚の立夏を見てからずっと恋焦がれて、16歳でお嫁に行くのを楽しみにしていた菖蒲。15歳で突然嫁ぎ先に行く事になり、立夏と再会するも、冷たくあしらわれる。恋愛では、政略結婚結婚からの王道展開。そこに、不思議な力のお話が絡んできて、楽しめました。兄があんな形で絡んでくるとは。また、その想い人も。きれいに終わっているので、続きはないかな。2023/09/23

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