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内容説明
老後資金の不安に駆られて、日々の節約に励んだり、よくわからないまま投資を始めたりするのは逆効果! 「老後2000万円問題」や「年金崩壊」などという話を耳にして、老後のためのお金の心配をしている人は多いだろう。しかし、そもそも、将来もらえる年金の額や、月々の生活にかかっている支出の額を、あなたはきちんと把握しているだろうか? 不安の最大の原因は「わからない」ことなので、「わかる」ようにするだけで、不安はずいぶん小さくなる。支出をストレスが溜まらない方法でコントロールしさえすれば、普通の会社員なら過剰にお金のことを心配する必要はない。それに、定年後も自分の裁量で楽しく働けば、年金にプラスして報酬も手に入り、余裕のある生活ができる。そのために大切なのは、50歳にもなったら会社での出世に執着することをやめて「成仏」し、「会社人間」から変わることだ。老後の安心のために今からできるシンプルなことを具体的に解説。 【本書の内容】第1章 煽り報道に振り回されてはいけない 第2章 出世のために頑張っても意味はない 第3章 「節約」をしてはいけない 第4章 年金を損得で考えてはいけない 第5章 「お金に働いてもらう」のはそれほど簡単ではない
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mazda
66
お金に働いてもらうには、投資信託、NISA、iDeCoと、いたってシンプルなものが紹介されており、誰が読んでもハードルが低いと感じました。「老後2000万円問題のウソ」、「円安・インフレはそれほど怖くない」といった内容の記載もありますが、そもそもこういった言葉に踊らされる人が多いことが問題だと思います。メディアは円安になっても円高になっても「大変だ」と騒ぎますが、その理由は新聞を売るためであると書いてあり、よくぞ言ってくれたと思いました。マスメディアは、売れさえすれば記事の内容はどうでもいいのです。2025/08/03
Book & Travel
34
50歳まであと1年となり、今後のお金のことは多少は考えてきたが、きちんと知識を持っておきたくて手に取った一冊。割りあい当たり前のことが書かれている印象だが、当たり前のことをきちんとやるのが一番いいということなのだろう。老後の不安を煽るような報道に惑わされず、自分自身のお金を見える化すること、楽しく仕事をする方向にシフトして、長く働くのが大きなメリットになること等、腑に落ちる内容が多かった。年金や投資の具体的な考え方も参考になる。我が家は教育費が大変な時期がしばらく続くが、今のうちにできることもありそうだ。2024/08/31
ビイーン
34
シンプルに至極真当な事が書かれていると思う。長生きのリスクを回避するために、長く働ける「専門性」に磨きをかける選択以外の別ルートを未だ見つけられない。好きなことで生きていくしかないし、一生学習し続けるしかない。そんなことは分かっているけれど簡単にいかない残酷な時代に生きている。いずれにしても準備運動は早いに越したことはないか。2024/05/03
ぴえろ
28
50~75歳,林住期のお金のこと。この時期は誰かのためではなく自分のために働く時期(働く、は趣味を含めた活動する時期) 定年が伸びるとか停年後も働くとか考えると嫌になるが、ほんとに楽しいことやりたいことを出来る時期なのかもしれない。本書自体はとても基本的なことだか分かりやすく書かれている。2024/07/21
kum
25
情報に煽られてはいけない例として「老後2000万不足問題」が取り上げられているが、その試算の不自然さにはなるほどと頷いた。確かにそもそも資産も支出も働き方も家族構成もバラバラな中で、平均的な老後の不足額を算出しようとすること自体に無理がある。そんなものに振り回されるよりも「自分の生活に関する収支を把握すること」がまず大事であるというのは納得。よくわからないで片付けるのではなく、自分のことは自分で。勉強できるツールがたくさんある今の時代がありがたい。今後も情報のアップデートになんとかついていこうと思う。2023/09/20
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