内容説明
「では、今度は私があなたを襲う番だな」
知略家の美貌皇帝×屋根裏部屋の亡国の王女
暗殺の為に嫁いだ亡国の王女でしたが、皇帝陛下に一途に思われ極甘溺愛生活に!?
王女アポロニアは祖国を滅ぼした国の王から弟の命と引き替えに、
新興国クルーガー帝国の皇帝ラインハルトの暗殺を命じられた。
捧げ物として寝室に上がったアポロニアだったが計画は失敗に終わり死を覚悟する。
しかしラインハルトは彼女を許す。
「気に入った。あなたの色香に溺れそうだ」
彼はそのままアポロニアの体を求め、情熱的で甘い初夜を迎えた。
美貌で一途なラインハルトからの寵愛は止まらず彼女も彼を愛するようになり!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
さっきぃ
8
祖国を滅ぼされ捕虜となった王女のアポロニアは野蛮だと言われている北の狼と呼ばれる帝国軍の王に暗殺のため嫁がされる。心優しく美しいアポロニアと男らしいラインハルトはすぐに惹かれ合うけれど、そこは素直にくっつくわけにもいかず、すれ違いあり、ラインハルトの子供っぽい所もあり、合間合間にいたしまくっている。アポロニアは聡明で可愛らしい。アポロニアに惚れまくっているラインハルトがアポロニアのために願いを全て叶えてあげようとする所がいい。2023/06/06
かける
3
敗戦国の王女が小間使い? 恨みを持つ相手を側におく理由…って王女の鬱憤晴らし? 弟を人質にとったとはいえ、スパイとして敵国に送る? 白い肌に南国は危険…私、東北生まれで日焼けせずに炎症を起こすんだが。ツッコむとここれくらいか? 2人の仲を幻獣が取り持っていくのがよきかな。2023/07/09