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内容説明
「読書感想文の書き方プリント」がTwitterで話題に
3人子持ち元書店員、POP職人が伝授
・読書感想文や作文を書くのが楽しくなる!
・語彙が増えて国語力が伸びる!
・読解力や会話力など将来に必要な力が身につく!
うれしい→ほくほく
おいしい→まろやか
悲しい→肩を落とす
がんばる→心をこめる
「この気持ち、なんて言えばいいの?」を解消
ありがちな言葉をちょっと変えるだけで、感情を言語化
<マンガも入ってわかりやすく!>
その「気持ち」にぴったりな言葉、あります。
目次
1章 頭の中を整理してみよう
国語力はなぜ必要?/頭の中でいろいろ想像をしてみよう/日常会話も国語力を育てる大事なカギ/本当の気持ちに気づかせてくれる
2章 言葉の変身
うれしい/悲しい/おもしろい/おこる/おどろく/こわい/暗い気持ち/はずかしい/美しい/感動する/好き/おいしい/がんばる
3章 おうちの人とやってみよう
読書感想インタビューをやってみよう
4章 文章を書いてみよう
感想文を書いてみよう/あらすじよりも「気持ち」を言葉に/文章のふくらませ方/ 原稿用紙の書き方を知ろう!
5章 話し言葉で伝えてみよう
「書く」と「話す」言葉のちがい/共感ってなに?/聞き上手になろう/コミュニケーション上手になるコツ
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
mocha
52
書店のPOP職人にして三児の母である著者が、読書感想文の書き方を指南してくれる。感情を表わすことばを、気持ちの強さに沿って変身させる「辞典」の部分は子ども達もすぐに活用できそう。でも、まずやる気を起こさせるために大人の働きかけは不可欠。著者の体験漫画も大人目線だし、書き方というよりは書かせ方の本。この通りに実践できたら、きっといい作文になるだろうと思った。2023/05/09
りらこ
27
ここまで指導しないと子供達の語彙力の貧困さが底をついていることにがっかりしている。普段からそう。保護者会でさまざまな角度から色々な言葉で同じことを表現する、感情の小さな機微の違いを的確に表す言葉を身につける、などについて話すことがあるけれどもそういう場に出てくる親御さんはその意識があるからまだ良い。読書感想文の書き方も、確かに指導が必要なんだろうな。本のPOPはキャッチーで読みたくなる。芯を掴むセンスは磨いていくことができる。読書感想文は、自分がどう感じたか自分の感情の揺り動かしを表現するものだ。2023/06/15
spatz
11
著者の本当に熱い思いが伝わってくる本でした。 本を紹介するPOPを書く書店員さんならではの目のつけどころかもしれません。 誰でもぶつかる「読書感想文」問題!親としても随分と考えさせられたものです 長くなったのでレビューは以下: #NetGalleyJP https://www.netgalley.jp/book/288684/review/697890 2023/05/31
ひさちゃん
6
文章を書くとき、自分の気持ちにピッタリくる言葉を見つけるのが難しくて時間がかかって、作文はやだっていう子(大人の自分も…)に参考になる本。特に最後のさくいんはめちゃくちゃ便利。例えば「感動する」という気持ちを言い換える言葉は9個紹介されていて、さらにその度合いに応じて配列して紹介してくれている。さらに、感想文の書き方を順を追って説明してくれているのもわかりやすい。「あとちょっと行数を増やしたい」時のアイデアなんて、すごく参考になる。ルビもふられているから4年生くらいからは一人読みで使えそう。2023/07/05
遠い日
5
わたしたちの毎日はことばなしには成り立たない。そんなことばに対する垣根を取っ払い、ふくよかなことばの世界をわかりやすく見せてくれる本書は、作文も感想文も国語も苦手という思い込みから解放してくれるいい指南書ですね。 わたし自身、類語が好きでどんな言い換えがあるかな?とよく調べます。本書では2章に当たる「言葉の変身」がそれです。気持ちの濃淡を視覚化してくれていてわかりやすい。 文を書くに当たって、大人とのやりとりから文章を膨らませることができるという指摘も、気持ちを整理するのに最適。 一読の価値、ありますよ!2023/05/11