- ホーム
- > 電子書籍
- > 絵本・児童書・YA・学習
内容説明
2001年4月に12自治体で開始され、二十歳を迎えた日本のブックスタート。これまでの20年間で、約7,860,000人の赤ちゃんが対象となりました。各地で作り上げられてきた活動は、どのように深まり、広がってきたのでしょうか―。
自治体職員、ボランティアの方々、保護者のさまざまな言葉を、「行政」「図書館」「母子保健」「子育て」「地域づくり」「赤ちゃんと保護者」「世界」などのキーワードに沿ってまとめました。活動のこれからを考える上で、参考となる声も満載!村木厚子さん(元厚生労働省事務次官)からの寄稿や、20年間の実施自治体一覧も 掲載しています。
目次
序文
日本のブックスタート20周年によせて ピーター・ジェンキンス
みんなで何ができるか 村木厚子
第1章 行政
第2章 図書館
第3章 母子保健 子育て
第4章 地域づくり
第5章 赤ちゃんと保護者
第6章 世界と日本
ブックスタートの大切な5つのポイント
ブックスタート実施自治体一覧
NPOブックスタート 組織について
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
kira
3
2000年代初頭より地方自治体で始まったブックスタート。「赤ちゃんといっしょに楽しい時間を過ごしてね」と絵本を健診時などのタイミングで贈る取り組みで、子育て支援チームや図書館側の意見が聞けて、ためになる一冊。 2023/03/14
kira
2
2000年代初頭より地方自治体で始まったブックスタート。「赤ちゃんといっしょに楽しい時間を過ごしてね」と絵本を健診時などのタイミングで贈る取り組みで、子育て支援チームや図書館側の意見が聞けて、ためになる一冊。 2023/03/14
いなか
2
P77「今、社会の中には児童虐待だとかいろいろな問題があるけれど、それは決して今の母親の育児能力が落ちているからというわけではありません。核家族化が進み、母と子が密室で過ごしています。これは人類史上初めての経験で、ここに大きな無理があるのではないでしょうか。欠けているのは母親の育児能力ではなくて、家族の支え、地域の支えなんじゃないか。今必要なのは若い母親を非難することではなくて、子育てを支える地域社会をしっくりつくることだ。そう思ったんです。」2022/03/15