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内容説明
「チーム一丸となって」――誰もが念仏のように唱えるが、その方法について言及されることは少ない。その方法をずっと考えてきて、僕がたどり着いたのは次の言葉だ。「相手のことを思いやり、相手のことを知る」(本文より)/セ・リーグ連覇、交流戦優勝、ゆとりローテーション、言葉の力――球界に革新を起こす名将が、自らのマネージメント手法を克明に語る。3連覇に向けて、「さあ、行こうか!」
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
おしゃべりメガネ
101
高津監督の著書、光文社さんとしては三冊目になります。昨年、セ・リーグ連覇を果たし、残念ながら日本一の座はオリックスに明け渡してしまいましたが、それでも昨年のヤクルトの強さは言うまでもない戦いぶりだったかなと。そんな昨年から今年は残念ながら、低迷、苦戦が続いており、思うような成績が残せず、戦い方にも相当なフラストレーションが蓄積されてるんだろうなと思います。シンプルなコトながら、とにかく選手やコーチを信じて、ひたむきに戦う姿勢はしっかりと学び、見習うべきかなと。結果はどうであれ、学ぶべきトコは多々あります。2023/06/30
katoyann
22
東京ヤクルトスワローズ監督によるプロ野球チーム作りに関する考察。前作との重複もあるが、クローザーを決めて7回、8回のリリーフを用意しておくという戦術面のブループリントが書かれている。チームの育成については中長期計画があり、期待の若手を3年後に30本塁打を打たせるために何試合起用するかということまで考えているという。だから目先の勝利と若手の育成が同時並行で進むチーム作りになっている。キャンプは三勤一休の練習であり、練習時間を短くして体力を休ませるという考え方も新しい。怪我をさせないのがポリシーだという。続2023/05/22
たらお
19
セ3連覇を目指しながらも12連敗と躓いた5月の出版は売り上げにも響きそう。でも、監督に慢心はなく、昨年秋から続く村上の不調+ケガ人が出た+先発陣がそろわないことにより歯車が狂っただけで、チーム自体はおかしな方向には行かないだろうと感じた。おもしろかったのは、高津が現役の頃、野村監督から潮崎のシンカーを習得するよう言われたとき、どうやって習得したかについて書いてあるところ。ライバルチームから聞けるはずもなく、経験を生かしつつ、試行錯誤&感覚を磨くしかないのである。プロで長くやっていくには改良改善が不可欠だ。2023/06/03
マッちゃま
11
高津監督の本4冊目。2軍監督時代から早や4冊。意外と刊行ペース早くね?(笑)今期こそ主力の不振や怪我人に泣かされて不本意な成績でしたが去年一昨年のセ界連覇は特筆物の成績。選手指導は勿論ですが監督としての手腕は如何に…と思っていました。1野球ファンとしても内部の話もタイムリーで興味深く楽しく、監督=人を使う立場としての思考は個人的に参考になります。なんか こう書くと自分も偉そうな事を言っていると思いますが、年齢と共に そういう立場になっちゃうんですよね。出社するのが楽しいと思える職場にしたいと僕も思います。2023/10/30
むた
11
あまりこういうの読まないのだけど。監督って大変だよなぁ。2023/06/22
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