内容説明
石原慎太郎は日本のゲーテだ!
弟子として受けた薫陶
伴走者として作品を創り上げた日々を綴った、作家同士の回想録
弁護士の牛島信は、1998年に石原慎太郎と出会った。
作家としても活動していた牛島の才能を高く評価した石原。
その後2人の作家は、時に師弟として、時に伴走者として濃密な時間を過ごす。
そしてその交流の日々は、大作『火の島』として結実することになる。
作家同士だからこそ分かり合えた、垣間見ることができた、石原慎太郎の素顔とその存在意義に迫る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
BluePlanet
9
★4.1(-)2023年5月発行。2022年2月1日、89歳で亡くなった石原慎太郎を我が師と仰ぐ著者による回想録。それにしても、石原慎太郎ほど誤解された作家、政治家はいないのではないだろうか?著者は、石原慎太郎のことを日本のゲーテだ!と言う。確かに太陽の季節で22歳で一橋大学在学中に芥川賞を受賞。ただ、そんなことより、彼の交友関係を見るとただ者ではないなと。三島由紀夫、大江健三郎、川端康成、小林秀雄などの作家のみならず、五島昇、浅利慶太、中曽根康弘など上げるときりが無い。同氏の小説を読み直してみたい。2023/07/02
ハザマー
1
年齢の差、作家の先輩、後輩の関係以上の深い繋がり、リスペクト出来る政治家ですね。 三島由紀夫氏との関係も興味深い石原慎太郎氏。2024/09/04
光太郎
0
まあまあ2023/10/20
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