自白排除法則の研究

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自白排除法則の研究

  • 著者名:関口和徳
  • 価格 ¥6,050(本体¥5,500)
  • 日本評論社(2023/04発売)
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  • ISBN:9784535524699

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感想・レビュー

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Praesumptio cedit veritati

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刑事訴訟法上の自白法則の研究書。自白を違法を理由に排除する場合の基準は、重大違法に限定せず、かつ相対的な証拠排除ではなく違法性を基準として排除することを主張している。また、自白法則を人権擁護説(黙秘権保障)に一元化し、ミランダルールのような自己負罪拒否特権侵害の予防ルールとして位置づけて、任意性否定の範囲を拡張し、虚偽排除的な事例もこのルールの射程内に収めて証拠排除することを主張する(理由は、浜田寿美男氏の心理学的研究やアメリカ法の理解に求められている)。在宅事件の自白の排除はどうなるのか等が気になる。2021/06/08

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