コミックエッセイの森<br> イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ

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コミックエッセイの森
イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ

  • ISBN:9784781621982

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内容説明

「日本が好きすぎて、来ました」

生まれも育ちもイタリアながら、日本の精神科医として働くパントーさん。
真摯に日本人の心に寄り添い、心のケアを続けている。

彼が日本のアニメを大好きになった子ども時代
文化だけでなく、日本人の心にまで興味を持った経緯
来日してからの生活
外国人の視点から見える日本人の心の特性
そして、精神科医として行っているカウンセリングの事例まで
丁寧に描くコミックエッセイ。




【目次】
【もくじ】
プロローグ            

1章 シチリアの少年時代
周囲になじめない幼少期  
日本のアニメとの出会い  
大きな夢を描く      

2章 ローマの学生時代
日本語勉強づけの日々   
念願の日本へ!      

3章 日本と日本人を知る
初めての日本生活     
日本人との人間関係    
日本の医師になる     

4章 日本の精神科医として
患者さんの心に触れる   
日本人の心の傾向     

5章 心の解放へ
ポジティブのバランス    
自分を知る練習       
「普通」という呪縛     
自分だけのストーリーを描く 

エピローグ             
あとがき(パントー・フランチェスコ)

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たまきら

35
ええっ、なんて面白い人だろう!聡明な人が日本を永住地として選んでくれたことに、素直に喜んでしまいました。子どもの頃イタリアで感じた違和感、アニメ・日本文化への憧れ…。彼が自分らしく生きるために来日し気づいたのは、周囲に合わせすぎてしまう日本人の姿。来日までの道のりも読みごたえがありましたが、日本人にありがちな症例とセラピーの部分がとても面白かったです。彼の「アニメ療法」、こちらもマンガで読んでみたいな。2024/04/25

香菜子(かなこ・Kanako)

19
イタリア人の僕が日本で精神科医になったわけ。パントー・フランチェスコ先生の著書。日本で精神科医になったイタリア人のパントー・フランチェスコ先生。パントー・フランチェスコ先生のような移民の方が日本の精神医療の問題を改善してくれるのかも。パントー・フランチェスコ先生のような移民の方がどんどん増えてくれれば日本はきっと良くなる。2024/05/01

ふじ

13
今月のbookwalkerのポイントではこちらを購入。読みたかったコミックエッセイ。はるばる日本で精神科医になったイタリア人のお話。外から見るからこそ、日本人の抱える違和感を炙り出せるのかもしれない。個人的には日本文化ラブの入り口がセーラームーンでとっても共感。2025/02/10

aisu

11
テレビでイタリア語テキストお勧め本。タイトル通り、イタリア生まれのイタリア人が日本で精神科医になるまでと、なってからのカウンセリングの事例を、漫画化しています(漫画家は別。一瞬作者が可愛い絵柄の漫画まで描ける人かと思ったw)。きっかけは日本のアニメ。アニメの影響力、すごい。コナンで難しい言葉を覚えたとかwただこの人は独学で日本語検定1級に合格するし、イタリアでも日本でも大学医学部に合格し、医者の試験も通るから、沢山勉強したとはいえ、地頭がいいですね。カウンセリングの視点も親切。2024/01/30

必殺!パート仕事人

3
イタリアで医師資格を取った後、日本でも医学部(筑波大)に入ったんですね。すごいなぁ。日本(の文化)を愛してくれてありがと~。2024/01/24

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