チェリーシュリンプ わたしは、わたし

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チェリーシュリンプ わたしは、わたし

  • ISBN:9784323074665

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内容説明

韓国の10代女子の日常、心情を鮮やかに描きだす
すべての10代へのエール!
クチコミで人気沸騰 韓国で13万部突破の話題作!



学校の課題がきっかけで、仲よしグループから仲間外れにされるダヒョン。友人関係を見つめなおし、「わたしは、わたし」という思いを強めていく。韓国の中学生の日常、心情を鮮やかに描いた、すべての10代へのエール。


自分を見くびっていたら、他人からも尊重してもらえない。堂々としよう!(本文より)


「仲間外れ」「友人関係の難しさ」など、多くの10代が抱える悩みをテーマにしたストーリー。テンポのよい文章と、自分らしく生きる決心をする主人公の強い思いに、読み終わった後、晴れやかな気持ちになります。思春期には「まわりの人は自分をどう思っているのか」「嫌われていたらどうしよう」など、他人の視線が気になり、本当の自分を隠してしまうことがあります。学校という閉鎖的な空間で、なんとか友人関係を維持し、「いじめられっ子」にならないようにすることを考えてしまうような10代にすすめたい作品です。


【作者メッセージ】
日本の作品を読みながら、あちこちの都市や、清潔でこじんまりとした路地、おいしい食べ物、そこに暮らす人たちの日常に思いをはせていました。いつか必ず行こうと思っていた日本で、わたしの作品が出版されることになり、とてもわくわくしています。
「友だちが世界のすべて」という時期、友人関係に悩んでいるみんなに、あたたかいミルクティーを一杯いれてあげたいという気持ちで、この作品を書きました。そのためか「これはわたしの話です」と共感してくれる読者がたくさんいました。おかげで最近は、戸惑いつつも作家として幸せな日々を過ごしています。
ダヒョンの物語で、日本のみなさんにも「自分らしくいる勇気」を抱いてもらえたらと、心から願っています。二度と戻ってこない、輝く今日を生きている、日本のみんなにエールをおくりながら。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

崩紫サロメ

22
中学2年生の女子「仲よし五人組」の一人ダヒョン。ひょんなことから他のメンバーが嫌っているウンユと親しくなり……。日本でも思春期の女子にありがちなしがらみに苦しむ。それがとてもリアルに描かれていること、そしてそこから脱皮していこうとするダヒョンが綴っていくブログ「チェリーシュリンプ」のメッセージ、これが研ぎ澄まされた非凡なもので、「ありふれた風景」と「詩的な感受性」が絶妙に調和している。2022/06/11

mntmt

19
14歳、思春期。「わたしは、わたし」と思えるまでの葛藤。誰もが通る道だろうなぁ。おいしそうな食べ物が たくさん出てくる。2021/03/11

すみっちょ

16
自分が中学生の頃を思い出して胸がギューッとなりました。 今時の子達は私の頃よりもっと友達付き合いが難しいのかも。うちの子を見ててもしんどそうな時が結構あるので、親として常に心配はあります。ダヒョンは途中で自分を取り戻せてよかったです。ダヒョンにとってウンユ、シフ、ヘガンは授業で組まされただけのクラスメイトでしたが、案外そういう関係の方が大人になっても程よく付き合い続けていけるものかもしれません。ダヒョンやシフのお母さんがかっこよかったので、自分もそんな親になりたいと思いました。2023/04/24

あーちゃん🥰@低浮上

14
学生の時に経験した事のある 悩みと、たたかう子の話2021/01/25

なま

12
★4 中学2年生の学校生活。仲良し5人組だったはずなのに、少しずつ違和感を覚えはじめる。イジメとはちがう女子グループの暗黙のルール、逃れられないしがらみ、息苦しさが少しずつ積もっていく感覚。 本当に幸せアプリをインストール、自分は自分で畏怖堂々と立ち回れたら良いのに出来ないもどかしさ。 それでも後悔はしたくない。だから勇気をだして一歩歩み出したくなる本。2021/08/12

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