内容説明
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なつかしくて あたたかい――
たくさんの子どもたちに親しまれている 金子みすゞ 詩の絵本
数々の詩の中から選りすぐりの作品を集めたシリーズ
金子みすゞの詩の世界を親しみやすく可愛いキャラクターで楽しめるシリーズ。自然のものすべてに優しいまなざしを向けた彼女の詩の中から、表題作のほか選りすぐりの11編を収録。親子で、また三世代で楽しめます。
【収録作品】
ふしぎ/つもった雪/おかし/石ころ/おもちゃのない子が/竹とんぼ/落葉/犬/ながいゆめ/野ばらの花/見えないもの
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
遠い日
7
「金子みすゞ詩の絵本 みすゞこれくしょん」シリーズ。大人なので詩の解説めいたコメントのあれこれをうるさく感じるのだが、子どもたちには、詩の鑑賞の助けになるのかもしれない。心の襞を濃やかに掬い上げたみすゞの詩のことばに、慰められることしばし。2020/08/16
雨巫女
2
みすゞさんの可愛いイラストと明るい色のせいか、いつになく楽しそう。2010/06/10
かのん
1
「おもちゃのない子が」なんでさみしいのか地味に気になる。解説みたいなのがあるのは、どうなのかな?と思うけれど、それでわかりやすくなって詩に親しみやすくなれるのは、いいのかな。2021/02/05
おはなし会 芽ぶっく
1
絵本講座 講師のおすすめリスト(小学生)2011/10/26
sigh
1
全5冊シリーズの1冊。子供の頃から親しんできたみすゞ作品のうち2篇が、東大国語に出題されたと知ったときには驚いた。斎藤孝の解説を読むと、彼女の命への視点が独特で深いからだと再認識した。出題された2篇以外も、弱者にそっと心を寄せる彼女の優しさと、それを裏付ける彼女の哀しみとは通奏低音のように存在している。それが、心を打つ美しさを生んでいるのだろう。――それでわたしの/さみしいは/何をもろうたらなおるでしょう。(「おもちゃのない子が」より)――(96/20523)2013/07/23