怪談 5分間の恐怖 12時05分15秒

著者名：中村まさみ【著】

金の星社（2023/05発売）

• ISBN：9784323081236

内容説明

不安奇異夜話　何度もおしよせる恐ろしくも不思議な世界……

全国各地の怪談ライブで、心に響く「実話怪談」の語りを続けている著者が贈る怪談短編集 シリーズ第13弾！

怪談を命の大切さや重さ、尊厳を感じてもらう“ツール”と考える著者が贈る怪談短編集。著者自身の体験談や、直接聞いた話だけを集めた実話怪談集は、配架したとたんに子どもたちが借りていくと評判の人気シリーズとなりました。著者は学校でも命を考える「道徳怪談会」を展開。1話5分以内で読み切れる短編集は、朝読や読書が苦手な子どもたちにも最適なシリーズです。

高校生の時、お化け屋敷でアルバイトをする著者の前に現れたモノとは！？　という「お化け屋敷」の他、全34話の短編怪談を収載。

【収載作品】

見えない男／コロコロコロコロッ／岩山のおじさん／つり橋／赤い服の女／児童公園／車上ねらい／甘鯛／ニュージーランドの海で／幼稚園児／釜鳴り／笑う生首／符号／クラゲノヒダマ／孫の手／古い喫茶店／夢見の悪い本／父帰る／12時05分15秒／古典的現代怪談／カサブランカからきた男／山ノ神／ふたつの火の玉／ナンバープレート／保養施設／親の心／ママ友／風鈴／幽霊画／石巻にて／お化け屋敷／安全靴／鬼の手／親孝行

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[かおりんご]

児童書。五分くらいで読める恐怖というより不思議な話が盛り沢山。短編だから一人読みが苦手でも取り組みやすいと思うけれど、短い中から情景を読み取るのはどうなんだろう？短すぎて、読み取りが苦手だと場面が読めないんじゃない？と思ったり。中学年くらいから読める。

2019/11/16

[7a]

公園でブランコを漕いでいる女の子の霊の話が一番ゾッとして、且つ悲しかった。

2019/07/06

[メガロドン]

電子図書館本。命の尊厳に思いをいたし、敬仰の念を持ってる作者さんだからこその怪談。怖い感じはしない。

2024/03/07