内容説明
私たちは、ばらばらだ。コロナでもっとばらばらだ。でも、と瑤子は思う。
卒業式はなかった。入学式も。
有紀はぐずり、政子は聖火ランナーをあきらめ、幸司は店を閉めた。
芳文は妻をなくし、茂は床に這いつくばり、生まれて初めて、麻衣はひとのものを盗んだ。
でも、と瑤子はシャッターを押す。それでも子どもたちのために、精魂をこめて、エンジニアは未来を作っているのだから。
そういえばコロナってなんだったんだろう? と、きちんと過去形にしてしまう長編小説。
販売:株式会社ボイジャー
発行:カズノpub.
【著者】
宮崎研治
1968年、横浜生まれ。高卒。書籍製作者・校正者、出版レーベル・カズノpub. 運営。
目次
令和二年
令和三年
令和四年
令和五年
令和六年
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