内容説明
あるがままの自分すべてを受け止めよう。といっても簡単なことではない。「自分はダメな人間だ」と誰しも思ったことがあるだろう。ただそれにとらわれていては見えるものも見えなくなってしまう可能性がある。「思い込み」は怖い。それを取り去るには積極的な心と頭のトレーニングが必要であり、本書ではそのトレーニング方法を提示する。ありのままにすべての物事を受け入れられた瞬間あなたにとって真の自由が開かれるだろう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
中桐 伴行
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「ネガティブな感情から抜け出す~」と謳っているのを見て買った本。仏教を基にした瞑想法を説いているのだが、夢見がちなスピリチュアル系で読み辛かった。「西洋人の妄想仏教解釈」といった感じがしてしまう。内容自体はいいのだと思う。ここに書かれている瞑想もしてみようかなと思った。ただ翻訳本でよく見る、「~が言っている」と言われても…出典もないし、誰やねん。ケーススタディも調子よくいきすぎやろ。また自分の犬を安楽死させる場面などは、完全にキリスト教的考え方が見え隠れしてしまう。実践のページのみで十分のような気がする。2023/08/28