内容説明
「落語家」といった枠組みに収まることなく型破りの生き方と芸風で人気の落語立川流真打・立川こしら。前座時代からネットを駆使して副業をこなし、落語会の集客に知恵を絞ってきました。ITを駆使して、落語会のプロデュースと究極のミニマニストを実践する「フリートークの天才・立川こしら」の“まくら”から、爆笑のエピソードをお届けします。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
姉勤
31
よくある落語家のマクラ(演目に入る前の時事ネタや漫談)を書籍化した本は世に溢れるが、内容の突飛さと面白さは群を抜く。落語を大衆芸能ではなく、古典芸能として嗜んでいるファンには、眉を顰める噺家の一人。数多の、故立川談志から連なる立川流の中でも、強い個性を放つ。コロナ禍の最中、落語のネット配信の先鞭をつけ、ウクライナ戦争の前に当地を訪れ落語会を開いた。弟子の名をネーミングライツで売り、定住する住所もない(なかった)が、社長。と、落語以外のエピソードの視座と視点。にも関わらず、内容は本当に落語的である。2025/05/27
やまねっと
8
面白かった。でもこんな内容書籍化して大丈夫か?と思うほど過激です。 オーストラリアで口座がクローズされたり、上祐を弟子にしようというところは笑ったな。あと、本人は売れようと思っていないのか忖度なしでぶった斬っていく様は読んでで痛快だった。 でも、言葉の端々に「笑い」や「拍手」、「爆笑」と入れるのは余計だと思った。 これを読んで怖いもの見たさでこしらの集いに行ってみたいと思いました。 大阪でもやっているみたいなので、Twitterで見つけて行ってみたいと思います。2023/06/25
梅
1
面白い!!立川こしらという落語家自身が大変魅力的。ITを使いこなしながら、でもたまに超アナログ。なによりちょっとうさんくさい。それでも読み進めると、こしら師匠の誠実さや優しさがみえてくる。沖縄での話が個人的にはお気に入り。2023/05/23
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