内容説明
「きれいになったね」「赤ちゃんはまだ?」「独身は自由でいいよね」「食べていけるの?」「おい、生中」。家庭や職場や仲間うちで何気なく言ってしまうマナー違反の言葉の数々。自分では気をつけているつもりでも、つい口にしてしまう“失礼な一言”がもたらす行き違いを回避するにはどうすればいいのか。日常会話からメールやLINEのやりとり、SNSへの投稿まで、様々な局面で知っておきたい言葉のレッドライン。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メタボン
28
☆☆☆☆ 自分で意識せずに失礼な言動をしていることは良くある。そんな言動に警鐘を鳴らす良書であった。特に自然と「マウント」してしまう傾向については注意したい。人から受けた失礼は、うまく受け流すことが肝要(それが寛容というもの)。むきになって言い返しても相手の性格は変わらないので。2023/08/16
香菜子(かなこ・Kanako)
22
失礼な一言。石原 壮一郎先生の著書。何気なく言ってしまうマナー違反の失礼な一言。他人から何気なく言われるマナー違反の失礼な一言には人一倍敏感。自分で何気なく言ってしまうマナー違反の失礼な一言には人一倍鈍感。敏感なのに鈍感。失礼で面倒くさい人間。失礼でも非常識でも無礼でも傲慢でも自己嫌悪にならずに自分に自信を持つこと。何気なく言ってしまうマナー違反の失礼な一言を気にしない人とだけ交流することが解決策かも。2023/08/18
金吾
16
広く浅く書いています。新たな発見はなく平板な話なので読みやすさはあります。2024/06/20
まゆまゆ
15
日常生活で何気なく発せられている失礼な一言に焦点をあてて解説していく内容。昔ながらの価値観、無知や誤解、デリカシーの欠如はもっともだが、最近では自虐やマウントによって相手を不快にさせている事例が増えたなぁと感じる。相手がどう思うかを想像するのって回数をこなさないとできないのだろうか…2023/10/12
夜明けのランナー
13
無自覚のうちに対抗意識を持ち、意味もなく批判や誹謗を浴びせる。常識も時代が変われば非常識に。『昔は良かったよなー』なんて口に出そうものなら老害扱い。 被害者意識という鎧を纏いながら精一杯生きていることに何が悪いのか。失礼を逆手どり、要領よく生きて行きたいけど、なかなか難しいんだよね。2023/07/30