内容説明
55歳を機に博報堂を退職した音楽評論家のスージー鈴木。激務で知られる広告業界で働きながら、10を超える著作を発表。その“二刀流”を可能にした仕事術とは? 「2枚目の名刺を」「5×10の法則」「65点主義」など、氏が実践してきた「無駄なく・無理なく・機嫌よく」働く方法を伝授。それは同時に「幸福な退職」への近道である――。若手から定年前まであらゆる世代に刺さる、気持ちよく働き、辞めるための仕事術!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
まちゃ
63
お年頃なのでタイトルにひかれて手に取りました。退職論だけでなく、著者の仕事論までカバーした内容。そろそろ「2枚目の名刺」を準備するために動かなければと考えさせられました。【気になったキーワード】MMK(無理なく・無駄なく・機嫌よく)/65点主義/ですよね力2023/06/24
おいしゃん
26
退職論、というよりこういう仕事をしてくると、自分も周りも結果的に円満に会社人生を終えられますよ、という仕事論だった。広告代理店という極めて特殊な会社の、局長まで務める優秀な方が書いているので、その他の業界では通用しない部分もあったが、まさに退職を迎えるいま、スポットライトを浴びちやほやされる快感には共感。2023/08/09
Tenouji
19
退職の話しというより、職場で気持ちよく仕事を遂行するために、いかに仕事を滑らかに流すか、ってところに注目した、お仕事の進め方の話し。そう、メール文など、言葉の使い方で、それは大きく変わる。ありそうで、なかった内容かな。2023/06/11
p31xxx
17
無駄なく、無理なく、機嫌よくいこう、という処世観についての書。広告会社ほど激しい環境で、仕事一辺倒で人生を捧げるわけではない、という信念を貫いたのは凄いことだと思った。あらまほしきは先達なり。2023/07/16
ライアン
13
スージー鈴木さんの珍しく真面目な本。「無駄なく、無理なく、機嫌良く」っていいですね、。実際職場で機嫌悪さを前面に出す人がいますけどね・・・。結局自分のことは自分でコントロールするしかないので機嫌良くするのは大事ですね。機嫌悪くしても良いことはないしね。スージーさんも管理職で苦悩していたというのはなんか親近感湧くな。スプーン一派愛もp自己顕示欲、被害者の会、電通の鬼十則に対してカニ十則とかスージーさんらしい部分も垣間見れて良かったね2023/07/16