内容説明
家族が皆殺しにされる地獄絵図の中、一人生き残った少女。そして16年後、犯人の一人が白骨体となって発見されたことを知った彼女は謎の言葉を思い出す。
八王子の民家の床下から発見された白骨体が引き金だった。そして三年後、早瀬未央が突然鏡探偵事務所を辞め、その数ヶ月後、彼女の母親が「娘が失踪を……」という電話を寄越す。母親から、八王子の民家から発見された白骨体が早瀬の実の両親と兄を惨殺した犯人の一人であることを聞かされた槙野康平は、弁護士の高坂と共に早瀬の捜索に乗り出すのだが、その矢先、白骨体が発見された家の関係者がホテル一の一室で毒殺されてしまう。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
モルク
91
槙野、東條シリーズ第8弾。失踪した探偵事務所の元調査員早瀬未央の行方を探す。彼女は19年前の一家惨殺事件の生き残りだった。3年前に白骨死体で見つかった犯人の一人らしき人物を追ううちに、次々と現れるサタニズム、人身売買を行う悪党一家。裏にはもっと巨大組織があるのか?今回は槙野、東條とも活躍し(東條があまりにうまく立ち回っていたが)その上を行く弁護士先生の大活躍。愛の力は恐るべし。登場人物が多く混乱もしたがぐいぐい読ませる展開には満足。次作もたのしみだが、シリーズ最初の頃みたいにもっとオカルト要素を望む2025/07/08
あっちゃん
41
槙野の元探偵の同僚早瀬が失踪したという事で家族から依頼があり槙野と高坂弁護士が行方を追う!今回は槙野&東條が協力しながら進んで行くタイプで大満足(笑)そしてタイトル回収の事件とオカルトの融合は( ̄ー ̄)2024/08/12
海の仙人
33
初読みの作家さん。図書館の新刊コーナーで見つけて手にした一冊。とても面白かった。何の予備知識も無く読み進めると、プロローグで語られる惨殺事件の真相が、映像を見ているように繋がっていく展開に一気読みでした。シリーズもののようなので他の作品を読んでみたいと思います。また新しい作家さんとの出会いに感謝です。2023/06/22
らすかる
30
東條・槙野シリーズ第7弾。今回は以前槙野の探偵事務所にいた早瀬さん失踪事件。あまり進展がないまま物語が進むけれど、第5章あたりで急展開!やはり吉田さんだ。事件内容がグロい。なんて理不尽で気色悪い。ネタバレしたくないから単語も控えちゃうけど、これだけは言える。このシリーズ面白い。ラストにはまた事件の匂いが。次回作も楽しみです。2023/07/02
hushi亜子
24
複雑ー。 そしてキモイわ。悪魔とか小児性愛とか きもいきもい。そして家族の関係性がまた難しかった。 早瀬と弁護士先生、この先どうなるかな。たのしみだぞ。続きもあるようだし。2023/06/09
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