内容説明
日本を蝕む「社会的嘘」とは何か―
道徳的「善」を装い、批判することがタブー視される事象の数々…。
同調圧力によって「特定の価値観」を拡めようとする動きに違和感を感じる…。
知らなかったため、失ったことに、気づかないまま来てしまったこと。
私たちが無関心だったために、侵食された精神の自由を取り戻す。
自らの頭で考え、行動することで、明日を健全に生きるための提言。
目次
第1章 権威主義が人間を不幸にする
第2章 国民から「人生」を奪う政府の取り組み
第3章 自由な社会のあり方
第4章 「自由な社会」の人生の生き方
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
すしな
35
042-25.私は日本という秩序が保たれた国に生まれて良かったなと思っていましたが、反面、私たちは制度や権威に従う中で、無自覚に自由を手放してきたのだと気づかされました。問題は権威主義そのものではなく、自由の意味を深く考えずにそれを使わずに委ねてしまっている現状が、国家権力の拡大につながっていることを認識できる内容でした。いい候補者がいないと言って投票しなかったり、裁判官の信任をスルーすることは、ますます権威主義が拡大することを心に留めておきたいと思いました。2025/05/29
ステビア
25
今時スキゾでもリゾームでもなかろう。too naïve2024/07/17
こも 旧柏バカ一代
22
何とも、、まだ完全に理解してないけど。そうか自由と言われながら、選択肢を狭まれされてたのか。幸福感は自己決定をして感じるのが大きいらしい。その自己決定の選択肢を狭められていた。そして上は権威を現状に合わせて改革していってバージョンアップしていたのか。ブータン王国はバージョン1。一党独裁はバージョン2。そしてリベラルな民主主義がバージョン3。それがSNSを駆使して言論統制をしているらしい。さらにSDGsをデッチ上げて税金を其方に流しているらしい。そして、我が国の権威のバージョンは2と3の間らしい。2023/06/13
香菜子(かなこ・Kanako)
17
社会的嘘の終わりと新しい自由 2030年代の日本をどう生きるか。渡瀬 裕哉先生の著書。嘘つきは許さない。嘘つきは嫌われ者。人間だったら嘘つきは社会で蔑視されて嫌われる存在。それなのに社会的嘘は当たり前のように存在していて社会的嘘が糾弾されないことも多い。嘘つきが許されないなら社会的嘘だって許されないはず。社会的嘘は終わらせないといけません。2023/06/18
Mc6ρ助
16
『一方、近年の米国ではBlack Lives Matter と呼ばれる黒人の人権擁護を建前とした過激な暴力行為が横行するようになっている。(p054)』米国の黒人が夜怖くて歩けないなんて聞いて、男も配偶者や娘いや異性の友達がいれば共感を抱くと思うんだけど・・。ピケティさんやスティングリッツさんが求めてるのはちょっと分配を変えることだし、いつまでかかるから分からない老齢年金や介護保険なんて(いつ必要になるか分からない医療保険も)個人で備えるなら貯蓄ばっかり伸びて個人消費はますます冷え込むよね。合掌。2024/12/17
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