内容説明
最後の巨悪企業・武富士の暴力団、警察、右翼さえも操る闇の手法とは。急膨張企業の驚愕の内幕!――2003年12月、サラ金業界最大手の武富士元会長・武井保雄が、盗聴で逮捕・起訴された。そのきっかけともなった大量の内部資料流出により、サラ金帝国・武富士の底知れぬ闇とカラクリが次々と明らかになった。本書では、冷酷非情な搾取や暴力支配の実態、前身の富士商事のカネに群がる政治家、暴力団、警察、マスコミとの歪な関係、巨大企業に登りつめていく闇のプロセスに迫る!
※本書は、2004年に小社から刊行された『武富士 サラ金帝国の闇』に、一部訂正・加筆の上、文庫化したものです。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
緋莢
18
図書館本。幸運なことに、これまで〝サラ金”に縁はありませんでしたが、様々な会社の印象的なCMを覚えています。女性が集団でダンスをするCMでお馴染みの武富士(ただし、CMとしては無人くん、お地蔵さん、レイクエンジェルの方がよく覚えています)。後年は、だいぶゴタゴタしていたというか悪いイメージがあったなぁ、とうっすら覚えていたのですがこれを読んで納得。単行本が発売されたころ、ジャーナリストの自宅を盗聴した事件で武富士の会長・武井保雄に有罪判決が出る直前だったというのが「文庫化にあたって」にあります(続く 2024/10/09
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