内容説明
累計100万部突破“トリセツ”シリーズ著者の最新作!
<老い><親子><夫婦><孫><友人><職場>
いろんな「気になる」をぜ~んぶ捨てて
自分史上最高の人生がスタート!
60歳は新しい人生の“新人”!
64歳の脳科学者が伝えたい脳の秘密
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
nyaoko
60
トリセツシリーズ。読むの2冊目かな?この頃は老化に逆らうのではなく、受け入れて、ポジティブに生きよう!て考えが主流になったので嬉しい。2023/06/20
サンダーバード@読メ野鳥の会・怪鳥
36
(2023-85)【図書館本】脳の入力機関としてのピークは28歳までで後は下り坂。でも入力したデータを元にアウトプットする能力はむしろそれからで、特に「気付き」の力は56歳以後にピークが来るとのこと。60代になると「物忘れ」も激しくはなるが忘れると言う事は脳が「貴方の人生には必要が無いこと」と判断したと言うことなので、自分の脳に従ってのんびりと生きていこう。「永遠の25歳」としては60歳なんてまだ先のことって気がするけれど、きっとあっと言う間にやって来るに違いない。(笑)★★★2023/07/30
Shimaneko
34
こういっちゃなんだが予想外に大変面白かった。「50代の女性ホルモン出てる偽装」とか「小脳のパッケージ化」とか、入出力デバイスとしての脳の年代別特徴とか、とにかく説明が巧みでスっと腑に落ちる。そう、「無邪気に自分のことだけ考えていられる時間は意外に短い」(p.39) のだよ、若者諸君。思わず笑っちゃった「定年夫たちへ」の項を夫に見せたら、家事に関しちゃ確かに「ぬるい指示待ち人間」扱いされてる自覚はあるらしく、ちょっとだけ反省。そして「20代に想像したほど、60代は捨てたものじゃない」に首がもげるほど共感。2025/01/22
空のかなた
22
特に哺乳類のメスの脳には、オスに対する警戒スィッチが搭載されている。それは妊娠・育児中に攻撃されない為、又は交配に適しているオス以外を除外する為。だから生殖の可能性がない夫に対しては警戒・除外スイッチが作動。夫の一言がイチャモンに聞こえる。「この荷物、どうしてここに置いたの?」、妻の返しは「邪魔なわけ?」、「何時に帰るの」、妻の返しは「そんなの分からないわよ」。数年経っても生殖の可能性がないままだと、この夫は生殖の相手ではないと警戒スィッチが入り、何事も気に障る方向へ。シニア夫婦へのアドバイスが沢山。2025/05/21
にゃん
21
読みやすいし、今自分が1番知りたいこれから行く道の話なので、スラスラ読了。60過ぎたら身も心も解放されて自由で良い。孫や子供や友人をさらには夫を気にしない。自分の時間を大切に。歳をとることにくよくよしていた今日この頃、この本を読んで、そんなこと悩んでも仕方ないなと妙にスッキリした。 1番心に沁みたのは、たかだか100年足らずの人生を星の王子様よろしく100年の地球旅と例える、と言う話。苦しさも切なさも悲しさも味わって楽しもうと言う気持ちになります。2023/11/07