キツネとわたし ふしぎな友情

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キツネとわたし ふしぎな友情

  • 著者名:キャサリンレイヴン【著】/梅田智世【訳】
  • 価格 ¥3,630(本体¥3,300)
  • 早川書房(2023/04発売)
  • 夏休みの締めくくり!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~8/24)
  • ポイント 990pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784152102331

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内容説明

毎日16時15分になると、彼女の家の前には一匹の野生の〈キツネ〉がやってくる。生物学者であれば動物を擬人化してはならないはずなのに、彼女は徐々に友情を感じ始めていたーーその出会いと別れを通じてモンタナ州の豊かな自然が精緻に描かれる、傑作エッセイ

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Bashlier

27
4/5 自然と都市の狭間に生きる魂を描いた秀作。人里離れた米国郊外で自然と共生する女性。ある日、人懐っこいキツネと出会い、かけがえの無い時間を共にします。美点はキツネが”ペットではない”こと。それでも、二人の間には通じ合う何かがあって、距離が縮まっていきます。都市や多すぎる人の中で生きる事が辛い彼女。彼との出会いが彼女を変えていきます。ありのままの自然に関する克明な著述は自分もそこにいるかのよう。人間の価値が他種より著しく高く評価されている現代。それって本当?と思う方に是非おススメしたい作品です。2023/05/09

しのぶ

4
モンタナ州に暮らす生物学者のエッセイ。毎日16時15分に彼女の家を訪れる狐との交流を描くにあたり、野生の狐を擬人化してしまうことへの躊躇いや葛藤、怯えに縛られる様子が印象的。「学者」としていちおうの立ち位置を表明しておけば、開き直ってもいいんじゃない?とか思ってしまうのだけど、もしかするとそれこそが彼女の書きたかったことなのかもしれない。私が読みたかったのは、彼女と〈キツネ〉との交流なのだけど。彼女の身の上というか身過ぎ世過ぎに思い当たる節がありすぎて、そちらに考えさせられるところがあったのは想定外。2023/08/12

takao

2
ふむ2024/09/14

ロシアンブルー1

1
自分を名詞で語るのではなく動詞。もしくは形容詞、副詞。なるほど、と思って付箋をつけて読み返して気づいたこと。リタイアしたわたしには既に名詞ではなく、動詞の日々だった。 2024/03/22

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