ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり

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ねてもさめても とくし丸 移動スーパーここにあり

  • 著者名:水口美穂
  • 価格 ¥1,430(本体¥1,300)
  • 西日本出版社(2023/05発売)
  • ポイント 13pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784908443152

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内容説明

徳島発祥の移動スーパーで、テレビや雑誌でも話題のとくし丸。そのとくし丸と出会い、販売パートナーとして活躍する事を決めた、40代の主婦であり、母親でもある水口美穂さんが綴る、笑いと涙、冷や汗と感動の一冊。地域をまわり、商品を売り、おじいちゃんやおばあちゃんを見守る。シンプルなように見えて、実はとっても大変な道を、水口さんはこれでもかというポジティブさで駆け抜ける。

目次

・はじめに

第一章 とくし丸、準備中
・運命の出会い
・緊張!スーパーとの顔合わせ
・とくし丸って何?
・過酷な開拓・4000軒にご挨拶
・ご挨拶なのに、いただきもの
・大先輩には参りました!
・雪山で遭難?!
・楽しい研修・3号車
・楽しい研修・2号車
・開業準備に大わらわ
・開業直前のエネルギーチャージ

第2章 いざ、発進!
・4月1日、出発式
・週2回がちょうどいい?
・シュークリーム事件
・お客様に守られて
・超ハードな積み込み&棚おろし
・フクヤ男山店さん
・仲間が寄ってく~る
・[移動スーパーとくし丸のうた]
・チョイス
・ものすごい運動量です
・トイレに困る
・売ったものがアッという間に
・正直
・家族の力
・こりゃ便利!
・大切な思い出の日
・大笑い

第3章 商売って面白い
・第2回とくし丸親睦会
・こぢんまりのメリット
・祝・新規出店
・別注は信頼の証
・猛暑対策
・私の1日
・お盆休みの過ごしかた
・とくしまるだいすき
・井戸端会議
・半分こ
・とくし丸ってフクヤ?
・商売のバランス
・そくび
・味があるねぇ
・とくし丸あるある

第4章
・どんどん拡がれ、とくし丸
・私が先生?
・50台突破!
・見守り活動
・応援団
・視察
・資源マップ
・お隣さん
・義父
・父
・初めての確定申告
・おかげさまで1周年
・地域の宝物
・失敗だらけの1年
・第3回とくし丸親睦会
・仲間が増える喜び
・遠いところから
・第1回日本サービス大賞受賞!

第5章 泣いて笑って、日々感謝
・名前
・素晴らしき90代!
・想いの詰まった・・・
・オリジナル・マイバッグ
・あのもん
・待つ
・関わり
・経験を活かせるように
・じゃんけん ぽん!
・耳より情報
・携帯ストン事件
・伝書鳩
・雪の日に温かい
・まるで選挙カー?
・とくし丸効果
・初・ラジオ出演とミニコミ紙
・とくし丸冥利
・財産
・販売ルートマップ
・つづきに(あとがき、にかえて) 住友達也

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

リョウ万代ホーム施主|貯金おじさん

25
著者の頑張り、お客さんとの掛け合いに癒やされました。ネットスーパーもこれから更に伸びてくるだろうけど、高齢者は対面販売を望む人も多いから、移動スーパーのとくし丸はこれからも業容を拡大していだろうなと思います。2017/08/04

さすらいのアリクイ

19
京都府の北部の街を移動スーパー車「とくし丸」に乗って行商をされている方が書かれた本。読んでいてこの本の著者、水口さんはこのお仕事に向いている方だなと。内容は水口さんが移動スーパー車に乗るまでのことや仕事の説明、紹介、移動スーパー車で買い物されるお客さんたちとの出来事など。文体が元気な感じがあってぐいぐい読めます。移動スーパー車の出発までの準備、家庭と仕事の両立、仕事内でのミスなど大変な部分も書かれていますが、やりたいこと、仕事に一生懸命打ち込んでいる光景や、水口さんの気持ちが伝わってくる。熱い本です。2017/08/31

ユーさん

11
「移動スーパー奮闘記」ですね。ハコモノの中で整然と並べられた大手主導の小売と対局を為す仕組み。実際の仕事は大変さがひしひしと伝わって来ますが、得られる物は「大変さ」以上の物。ただ単に物を売るだけに止まらず、そこから波及される多くの効果が繋がりを更に濃くしています。率直に「いいなー」と思います。2024/01/19

Melody

10
会社勤めだった主婦が、移動販売車「とくし丸」の販売パートナーとなるまで、そしてその後の奮闘を描いた記録。車を運転できないお年寄りにとって、移動販売車がかけがえのないものであるのはもちろん、地域と連携し、「見守り活動」も行う。仕事のキラキラした部分だけを切り取っているのではなく、過酷な部分も語られている。人との関わりが多ければ多いほど煩わしさもあるが、それを差し引いても、「人」という財産はかけがえのないものだ、という箇所に強く共感した。生前、移動販売車でいつも菓子を買ってくれていた、優しい祖母を思い出した。2018/07/07

nyanlay

7
ここ数年メディアで取り上げられていて、好印象を持っていた移動スーパーの販売員さんの本。希望、主婦と言うのと、著者の性格のおかげでしょうか、嫌味なく読める一冊。もちろん作家さんではないので、物足りなさはありますが人々の役に立てているとわかる内容でした。2017/06/05

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