内容説明
谷山浩子の魔法がすべて解き明かされる?!
「まっくら森の歌」「花さかニャンコ」などの「みんなのうた」人気曲や、映画「ゲド戦記」挿入歌「テルーの唄」の作曲などで知られ、これまでに500曲あまりを生み出してきた谷山浩子。その楽曲はどこか独特で、不可思議で、聴く人の心を波立たせる。そんな作品の数々はどうやって生まれたのか? 音楽と出会った幼少期、デビュー当時のこと、そして50年にわたる音楽活動をみずから振り返り、思い出や楽曲制作秘話、音楽への思いを綴るエッセイ集。「みんなのうた」テキストで3年間連載した「谷山浩子のつれづれ語り」に加筆し、再編集。谷山浩子=ネコのイメージの源にも迫る?! また、コンサートやレコーディングで著者と共演が多い、「ピタゴラスイッチ」テーマでおなじみの栗コーダーカルテットとの新規対談では、音楽仲間から見た姿が明らかに。著者の「みんなのうた」楽曲リストや「花さかニャンコ」ピアノ伴奏譜も収載。谷山浩子の魅力がたっぷり詰まった1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
MASA123
14
「花さかニャンコ」など、NHK「みんなの歌」に多くの楽曲を提供している谷山さんのエッセイ。 20代のころはニューミュージック系で、その後は「みんなの歌」系、最近では「ジブリ系」ともいわれるそうです。 自分は、ニューミュージック時代の「おはようございますの帽子屋さん」「ねこの森には帰れない」、深夜ラジオで中島みゅきといっしょに騒いでいた人という印象があります。みんなの歌によく登場するので、活躍されているのだと思ってました。デビュー50年なのですね。 「まっくら森の歌」とか谷山さんらしくて好きです。 2023/09/24
Eri
4
『みんなのうた』に掲載されていたエッセイ。ふんわりほんわかしたイメージと、それを壊さない文体でほっこりしました。 てっきり猫好きなものだとばかり思っていましたら、違ってビックリ! 「花」のハモリの話が出てきて、歌ってみたらソプラノとアルトの両方ともまだ旋律を覚えていました。2023/09/12
みゆう
3
学生の頃世界観と歌声が好きで本を書かれていると知り検索してこの本に出会う。最近も活躍されていたとは全然知らずまた声を聴きたいと思いながら読了。似たような性格と知り安心したが谷山氏はそこから人との付き合い方を変化?変えたけど自分は未だ同じ。そして模索中。年齢を重ねると自然と変わると思ったが、逃げていたら変わるのも変われないと本書で学ぶ。2024/05/03
ろばみみ
3
谷山浩子さんの、「みんなのうた」にまつわる話を中心としたエッセイ。谷山さんの「みんなのうた」が好きな方は必読です。全編谷山さんの声で脳内再生余裕でした。花咲かニャンコの楽譜と歌詞つき。栗コーダーカルテットとの対談も。2024/01/12
猫曜日
3
シンガーソングライター谷山浩子さんの(多分)久しぶりのエッセイ集。NHKテキスト「みんなのうた」連載の単行本化。40年来のファンである私はそれなりに楽しめましたが、純粋にエッセイ集として考えると、ちょっとあっさりし過ぎている印象を受けました。各章にその回のキモとなる文章をイラストと共に再掲してありますが、そのスペースがあるのならば話を掘り下げるような加筆をして欲しかったです。2023/04/01
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