中公文庫<br> 任侠シネマ

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中公文庫
任侠シネマ

  • 著者名:今野敏【著】
  • 価格 ¥814(本体¥740)
  • 中央公論新社(2023/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784122073555

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内容説明

「誠司、映画は好きか?」阿岐本組は、組長の器量と人望で生き残ってきた、昔ながらのヤクザ。そんな組長・阿岐本雄蔵の元に次々と持ちかけられる一風変わった相談に、代貸の日村誠司はいつも振り回されていた。今度は潰れかけている映画館を救え!? 厳しい業界事情もさることながら、存続を願う「ファンの会」へ嫌がらせをしている輩の存在が浮上し……。大好評「任侠」シリーズ第五弾!〈解説〉野崎六助

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ma-bo

104
任侠シリーズ第5弾。今回は映画館の立て直し。安定の面白さはあるが、阿岐本組の面々が直接的に活躍する場面が少ないのが物足りなく感じたかな。排除条例によって理事になったり社長になったりという設定が許されない事が影響してるのだろうな。2023/12/29

nemuro

63
ただいま<任侠>シリーズ第5弾までを再読中。「書房」「学園」「病院」「浴場」ときての第5弾。2020年12月(単行本/図書館本)以来。10冊ほどを同時並行的に読み進めるのが近年の読書パターンとは言いながらそれにしても渋滞気味な読書。歓喜の甲子園参戦!の反動(疲労)からか18年ぶり阪神優勝の余韻に浸り過ぎたからなのか。で、“面白さ抜群”作を投入し読了グセを呼び覚まそうと目論んでの本書。ふむふむ。解説・野崎六助氏の「シリーズ・ベスト」の声を待つまでもなく、期待に違わぬ秀作。いざ、未読の「楽団」(図書館本)へ。2023/09/23

ハゲおやじ

57
任侠シリーズ 第五弾。恒例の阿岐本組に立て直しの話が舞い込む。立て直しだけでなく 警察の新任係長からの執拗なまでの嫌がらせも絡み、どう切り抜けて行くのか?にテンションが上がる。今回は、過去の作品の様な立て直しでは無い所が、このシリーズのマンネリ化を回避し 読む手が止まらなくなる理由と思われる。・・・ってね。感動したのは「何の為に仕事をしているのか?」との問いへの回答だった。それと 阿岐本の謙虚さに泣きそうになっちゃった。でも スカッとしたのは 策士になった日村だね。このシリーズは、私のお気に入りだ。2023/06/01

PEN-F

48
ドリフのコント並みにいつもの展開から繰り広げられる抜群の安定感と面白さ。そしてクラマックスは、これもいつもの如く抜群の水戸黄門感!初めから着地点が分かっていながらもそれでも毎回充分楽しめる一冊。シリーズものとしてはこういうのが理想系なのかも。それにしても街の映画館ってホントに減った。...っていうか、ほぼ無くなった。かく言う俺もアマプラにおんぶに抱っこ。2023/06/01

鍵ちゃん

45
任侠シリーズ第5弾。「誠司、映画は好きか?亅阿岐本組は、組長の器量と人望で生き残ってきた昔ながらのヤクザ。組長・阿岐本雄蔵の元に次々と持ちかけられる一風変わった相談に、代貸の日高誠司はいつも振り回されていた。今度は潰れかけている映画館を救え!厳しい業界事情もさることながら、存続を願う「ファンの会亅へ嫌がらせをしている輩の存在が浮上。今回は日高より周りの人、組長や香苗、甘糟さん…が活躍したな。一番平和だったかも。2024/04/11

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