分断と凋落の日本

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分断と凋落の日本

  • 著者名:古賀茂明【著】
  • 価格 ¥1,320(本体¥1,200)
  • 日刊現代(2023/04発売)
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  • ISBN:9784065317716

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内容説明

安倍政権がもたらした「分断と凋落」から日本を救う道はあるのか? “安倍晋三元首相の正体”をテーマにした話題の政治ドキュメンタリー『妖怪の孫』の企画プロデューサーで元経産省改革派官僚の著者が世に問う、衝撃の警告書だ! 悪夢のアベノミクスで日本人の暮らしがいつの間にか韓国人に追い抜かれていることを自覚している人はどれだけいるだろうか。かつて世界を席巻した日本の半導体ビジネスもいまでは台湾に絶対に追いつけないところまで差をつけられている。そして、見るがけもないメイド・イン・ジャパンの家電群。自動車産業も例外ではない。原因の多くは安倍政権の失政にある。それを引き継いだ岸田政権も出口が見えないまま迷走している。低賃金と物価高は、もはや限界値をこえつつある。その一方で、突如、始まったかのように見える防衛費倍増=軍拡路線だ。岸田政権は、国是である「専守防衛」を大転換させる敵基地攻撃能力にまで手を伸ばした。日本はまさに、破綻に向かう坂道を転がり落ちる石のようだ。その原点は実は、昭和の妖怪こと岸信介元首相、そう“妖怪の孫”の祖父にあった。本書は、この妖怪が発する妖術から日本を解き放ち、再生させる唯一の処方箋でもある。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

やいっち

76
【読むべき本】「安倍政権がもたらした「分断と凋落」から日本を救う道はあるのか? “安倍晋三元首相の正体”をテーマにした話題の政治ドキュメンタリー『妖怪の孫』の企画プロデューサーで元経産省改革派官僚の著者が世に問う、衝撃の警告書だ」という本。 2023/08/20

まゆまゆ

17
安倍政権で進んだ日本の分断と凋落について語る内容。派手な報道ばかりで中身のなかった外交や官僚に対する恐怖政治など改めて読むとなるべくして今があるといった感想しか出ない。批判的な意見が世論から黙殺されるようになったのはマスコミもそうだが国民も安倍的な何かに汚染されてここまできた、のかなぁ……2023/06/06

エク

9
この前、30年前の漫画読んでたら「1億総中流社会」なる言葉が出て、それが当時の共通認識だったって思い出した。今では考えられない。確かに日本は凋落していることは事実で、アベノミクスは失敗、安倍政治はモラルと倫理観を破壊した。経産省の戦略は失敗続きと言うのも本書を読んでよく分かった。私たちは冷静に事実を見て判断しなければらならない。2023/08/11

Noribo

8
主な内容。一部保守層が要求する敵基地攻撃、防衛費倍増に向かって国民の大方の意見に反して進む自民党政権下では市民同士が激しく罵り合う分断状況を生む。米国の言いなりで兵器を爆買い。電力会社の意向で再エネ普及を抑制。原発新増設まで唱えて核保有を検討。トヨタの意向で普及を遅らせEV世界市場で大敗中。全て既得権者向けの御用聞き政治。一方基礎研究予算を絞りTOP1%補正論文数はG7最下位に10%論文では韓国にも抜かれ12位に転落。2000年に世界2位だった一人当たりGDPは27位に「凋落」。国債残高のみ積みあがる。2023/06/20

どら猫さとっち

8
戦争ができる国、原発、アベノミクス、経産省、メディア…。すべての元凶は「妖怪の孫」=安倍晋三にあった。“I am not ABE”を報道番組で掲げ、今は著作で政府や官僚を批判し続ける著者が提言する、これからの希望の書。ちなみに、本書は映画「妖怪の孫」の原案である。先進国ではない、国民や自然に優しい国の導きを、ひとりでも見つけて欲しい。2023/05/06

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