内容説明
「自分自身がすでに仏であるといかに気づくか」を模索した空海。空海思想の神髄を「私達は赤ん坊の仏」「仏を真似よう」など、著者独特の言葉で紹介しつつ、その教えを日常生活に生かすコツを解説した実践的空海入門書。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Atsushi Inoo
1
空海について勉強しようと思い読んでみました。読みやすかったです。まえがきが面白かったですね。2012/12/15
ハヤカワショボ夫
0
ひろさちや氏の空海解説本。氏の本は数冊読んで感銘を受けることが多かったがこの本も独自の視点で描かれていました。空海の真言密教はアウトサイド・インの視座から仏教を再構築したものとしています。全てが仏の一部と考え、煩悩を否定せずプロセス(方便)を大事にしました。また鎮護国家だけでなく衆生救済の意味を持たせ仏教の民衆化を図った。ものには物差しがないのでレッテルを貼るな、現世は氷山の一角で死により無になるのでなく違う世界へ移行するだけなのだから、死んだあとは何もないので生きている間がすべてだと思うな。【家】★★★2015/08/08
telephone
0
空海の概要をつかむをことができた。2015/07/24
keiトモニ
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密教というのは、「いつもほとけさまと二人で歩く仏教」であるそうです。迷ったら、お大師さんに声をかければよいです。2009/12/03
がみ
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同じ人の人生でも人によって受け止め方が変わるもんですね。2019/11/02