内容説明
法華経を日常生活で気軽に実践するための方法を、独特のユーモアを用いて語る実践入門書。 人間関係や病気などのさまざまな状況での心の持ち方を「仏さまのモノサシ」と称して紹介する。 また、有名な祖師たちの逸話を引用しながら、南無(帰依)の生き方のヒントを示す。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちえぞう
19
「病人は病人のまま光っている。 病人が病人のまま、幸せになれる。 健康なのがそのまま幸せではない。」 2024/03/11
ゆめやす
9
仏教に関しての本を読んだ事の無い私もわかりやすい例えと言葉で書いてあり納得する部分が多かったです。2016/08/18
黒木 素弓
9
仏教のことは詳しくないのだけど、たぶんとても難しいであろう経典のエッセンスを、平易な言葉で私たちにもわかりやすく説いてくれています。いい悪いを人間の考えでジャッジせず、どんなこともありがたく受け入れ、あるがままを天に委ねることによって、人間は「苦」から解放されるのです。仏教でいう「苦」とは「老病死」、ひろさちやさんはこれを「思い通りにならないこと」と言われています。思い通りにならないことに心をとらわれることが「苦」なのです。 2016/08/03
よふかしとるねいど
3
ひろさちや先生の本なので、元々その部分を期待しているわけではなかったが、法華経成分が結構真剣に少ない。なので、もしかするとタイトルとしては「わたしはひろさちや」の方が合っているのではないか、と一人軽口をたたいてしまった。いや私はひろさちや節大好きなんだけどね。2012/09/05
gummizuki
1
印象に残った言葉は、“仏教、キリスト教、イスラム教などの本物の宗教は、みんな「この世のことで、あくせく思い煩うな」「努力するな」と説いています。”著者の言うように人智を超えた生き方がしたいと思いました。2017/11/09