内容説明
人生はあっという間と言うけれど、走馬灯に映し出される色とりどりの絵のごとく、たくさんの喜怒哀楽があり、これまで生きてきた年月は、実は長いのだと、このエッセイは教えてくれる。70篇どれも「よくぞ言ってくれた!」と思わず膝を打つこと必至! 垣谷節が炸裂する著者初のエッセイ集。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
starbro
326
以前から気になっていた垣谷 美雨、初読です。著者の初エッセイ、内容は至極真っ当でした。タイトル通り、人は死ぬまで思案し続けるんでしょうね。著者の小説も読んでみたいと思います。 https://www.futabasha.co.jp/book/978457531792300000002023/07/04
ノンケ女医長
213
垣谷美雨ファンなので、今作はひときわ楽しみにしていた。エッセイ集は、著者の心にそっと触れられる言葉が多いと思うから。想像以上の充実っぷり。とことん、気配りされながら、全力疾走されてこられたお人柄が溢れ出ている。作品に向き合う気持ちだったり、編集者とのやりとりだったりと、垣谷先生の歴史を知ることができたような、とても幸せな気持ち。要は二点である。1つ目は、なんと言っても「あとがき」。ここに感情が吐露されていて、共感の連続だった。そして『私はネットの「読書メーター」をときどき読む」』という一文(34頁)。2023/06/04
いつでも母さん
191
たしか初めての出会いは『七十歳死亡法案、可決』だった垣谷さん。そこからほぼ漏れなく読んでいると思う。とにかくタイトルに吸い寄せられるのだ(笑)で、今作は2年半分位の初エッセイ集らしい。私の中の垣谷さんのイメージと違っていた(汗)いや、作品からのイメージ通りなのかも(←どっちやねん!)喜怒哀楽・・大笑いはしないが、ほぅ・へぇ・えっ・うんうん・そっか・・な感じ。毎日少しずつ読んで正解かな?私はね。2023/05/21
Karl Heintz Schneider
156
垣谷美雨さんのエッセイ。私の知る限り、恐らく初めてだと思う。もはや私にとって、なくてはならない作家である垣谷美雨さんの書くエッセイとは、果たしてどんなものなのか・・・。そして読んでみた結果、面白かった!もう、最高!。女性限定ひとり旅・北海道ツアーに参加したり、レストランや電車内で他人の会話に耳をそばだてたり。2020~2022年というコロナ真っ最中の時期に「小説推理」のコラムに掲載されたものを集めた本書。そんな時期にもかかわらず、果敢に外に出て人に会い、秘かに小説の芽を育んでいた様子が描かれている。2023/08/24
ネギっ子gen
145
【人生なんてあっという間だと、50歳になった頃から実感するようになった。だが、その「あっという間」の中に、実は走馬灯に映し出される色とりどりの絵のごとく、たくさんの喜怒哀楽があり、今まで生きてきた年月が実際は長かったのだ】ベストセラー作家が自分をさらけ出した、初エッセイ集。<エッセイは「あなたはいつだって精一杯頑張ってやってきたよ」と言ってくれる気がして、いつの間にか自分を慰める役割を負っていることに気づいた。たぶん、そうやって無理やり自分を正当化しなければ、生きていくのが苦しくなるのだろうと思う>と。⇒2023/09/18
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