宝島社文庫<br> サラと魔女とハーブの庭

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宝島社文庫
サラと魔女とハーブの庭

  • 著者名:七月隆文【著】
  • 価格 ¥666(本体¥606)
  • 宝島社(2023/05発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
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  • ISBN:9784299042941

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内容説明

七月隆文さんが贈る、ハーブの香りただよう癒やしの物語が、待望の文庫化! 13歳の春休み。家でも学校でも居心地の悪さを感じていた由花は、家族のもとを離れ、田舎で薬草店を営むおばあちゃんと暮らす決心をする――誰にも言えない友達・サラとの永遠の友情を守るために。森の中に佇む古いが落ち着いたお洒落なお店、自分のために作られた手作りの部屋、魔法の本みたいな日記帳、そして、由花のための特別なハーブティー……。おばあちゃんとサラと一緒の田舎暮らしは、由花の心をふんわりと満たしていく。それは、春を迎える再生のはじまりだった。『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』や『100万回生きたきみ』など、細やかな心の機微を瑞々しく描く名手・七月隆文さんが綴る、少女達の物語がはじまります。
※本書は2020年10月刊行の単行本『サラと魔女とハーブの庭』を文庫化したものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mae.dat

274
一緒では無いけど『西の魔女が死んだ』が脳裏に浮かぶよ。それもだけど、超気になる事があって。由花、その祖母がフィンランドとのクォーターなんですって。って事は、ご自身も1/16フィンランドが入っているって事になるけど……その辺りは無関心なのかな。それよか、其々何歳の時の子かにも依るけど、ざっと25歳位と置いてみると、高祖父母さんの出会いそして出産は、大正の終わり頃〜昭和初期の事の様に思えるのよ。フィンランド人の訪日……が考え易いけど。当時の日本に何しに来たのか。こちらのエピソードの方が物語性があったりしてね。2024/03/06

よっち

35
13歳の春休み。家でも学校でも居心地の悪さを感じていた由花が、家族のもとを離れ田舎で薬草店を営むおばあちゃんと暮らす決心をする物語。森の中に佇む古いが落ち着いたお洒落なお店、自分のために作られた手作りの部屋、魔法の本みたいな日記帳、由花のための特別なハーブティー。そして誰にも言えない秘密の友達サラの存在と友情。心に余裕がなくなっていた由花を受け入れてくれる居場所ができて、お店を手伝う中で様々な人との出会いがあって、少しずつ癒やされながら成長していった由花が迎える結末がとても印象的な物語になっていましたね。2023/06/26

りこ

13
―世界中のハーブがあなたを守ってくれるの2023/10/13

kitten

11
図書館本。七月さんの児童書?かなあ。中学校になじめなかったユカが、おばあちゃんの営むハーブ屋さんに身を寄せる。うーん、これは「西の魔女が死んだ」でしょう。そこで、七月さんが違いを出したのが、謎の娘、サラの存在なんだけど。なんか、フワッとして掴み所がないというか。結局、何だったんだろう?もうちょいしっかり読めば理解できるのかな?評価、星22023/11/08

ひろんこ

6
何だか、ほっこりするお話。こういう世界というか場所というか…行ってみたい。そして子どもの頃サラみたいな子いたら心強かったろうなって思う2023/11/07

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