富士見ファンタジア文庫<br> 死亡退場するはずの“設定上最強キャラ”に転生した俺は、すべての死亡フラグを叩き折ることにした

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富士見ファンタジア文庫
死亡退場するはずの“設定上最強キャラ”に転生した俺は、すべての死亡フラグを叩き折ることにした

  • 著者名:としぞう【著者】/motto【イラスト】
  • 価格 ¥792(本体¥720)
  • KADOKAWA(2023/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 210pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784040749488

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内容説明

前世で好きだった『ヴァリアブレイド』というゲームの世界に転生した主人公。
問題なのは、転生したキャラが本編開始前に死亡している“設定上は最強”と呼ばれる
謎多き戦士、ジル・ハーストだったこと。
ゲームの世界については知り尽くしているのに「自分がいつ、なぜ死ぬのか」だけ、わからない。
 前世のゲーム知識を基に何とか死を回避しようと試みるも、“生前、彼が護衛をしていた”王女・セレインと、
設定通りに出会ってしまったジルは、ついにその最強の力をもって、すべての死亡フラグを迎え討つことに決めるのだが――!?
 新時代の運命改変×学園無双ファンタジーが、幕を開ける!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

よっち

34
前世で好きだったゲーム『ヴァリアブレイド』にしたものの、転生したのが本編開始前に死亡している設定上最強と呼ばれる謎多き戦士ジル・ハーストだったことで試行錯誤が始まる学園ファンタジー。ゲームの世界は知り尽くしているのに「自分がいつ、なぜ死ぬのか」だけわからない。何とか死を回避しようと試みるも、彼が護衛をしていた王女セレインと、運命の出会いを果たしてしまうジル。いきなり一緒に攫われてサルヴァとの激闘があったり、入学した学園でも現段階で絶対的な強さがあるわけでもなく、魅力的なキャラを絡めたこれからの展開に期待。2023/04/21

まっさん

22
★★ 作者買いした作品。物語はある日やり込んでいたゲームの世界に転生してしまった主人公・ジルが、死キャラとして描かれた自身の運命を打破する為に奮闘するお話でした。 この手のゲームや漫画内の世界に転生、そのキャラクターは最強キャラで且つ知識を用いて無双する系の話は沢山ありますが、今作の面白い所は転生したキャラクターがストーリー開始時では既に個人である所。明かされている情報は少なく、設定上では最強ではあるものの本編開始時点で既に退場済みでその経緯もまるで明かされていないという、ジルにとっては自身の死が近→2023/05/02

わたー

20
★★★☆☆著者の別作品が好きだったので読んでみたが、私向きの作品ではなかったかなと。ゲーム世界に転生した主人公は、自身がゲーム本編では既に死亡退場しているキャラに転生していることに気が付き、死に関係しそうな因縁を回避しようとする異世界転生モノ。と、あらすじやタイトルにはあるのだが、言うほど死亡フラグを回避できているかと問われると疑問符がわく。そもそもゲームでは存在が仄めかされているだけのキャラと言うこともあり、そこまで死亡フラグが可視化されているわけでもないというのもあって余計にそう思った。2023/05/08

藤@低浮上

18
自分がファンタジー系の小説が好きなんだと改めて実感しました。 転生した主人公がフラグを叩き倒そうとしてるにも関わらず、フラグに繋がるイベントに自ら突っ込んでいってしまうそんな小説でした。2023/06/15

rotti619

13
いわゆるゲーム世界で最強のキャラへ転生して人生やり直し…という超テンプレの設定に見せかけて、そのキャラはゲーム開始前に死亡しているだけでなく、その最強の能力は『負けフラグと死亡フラグイベントに使用すると確実に負けるか命を落とす』という、死亡フラグを回避する為には自力で成し遂げなければならない、というのがミソ。更にどのイベントが死亡フラグなのか不明な為、無闇に使えないというジレンマが作品に緊張感を与えている。幸い主人公ジル自身の地力は高い為、王女セレインの護衛は上手くいったがそれ以外はこれからのお楽しみ。2023/05/08

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