内容説明
歴史に名を刻んだ「あの人」は、いかに生き、何を考え、どう死んだのか。
明るくはない。
でも、ふしぎと力がわいてくる。
作家・芸術家・思想家・起業家・学者……。生き様の数だけ、名言がある!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
trazom
107
紀貫之からちびまる子ちゃんに至るまで、99人の日本人の言葉が収録されている。宗教的・哲学的な深い言葉はなく、死の名言を味わうより、発言者の生き様のエピソード紹介の方が面白いくらい…。そんな中で、佐野洋子さんの「余命二年と言われたら十数年私を苦しめてきたウツ病が消えた」や、余命一年半を宣告された中江兆民の「一年半、もし短といはんと欲せば、十年も短なり、五十年も短なり、百年も短なり」が印象に残る。正に、徒然草の「人皆生を楽しまざるは、死を恐れざる故なり。死を恐れざるにはあらず、死の近き事を忘るゝなり」である。2023/07/23
明るい表通りで🎶
56
「命を使うと書いて『使命』といいます。使命のある限り、生きる意味がある。」日野原重明2011-2017没年105歳。)「最期に自分の生涯を顧みて、自らが生まれてこうなったことは意味があると考えられるように、今日を生きることである。」2025/07/23
ジョンノレン
44
本邦歴史上の人物から近現代著名人まで全99名の生き様作品業績等からその死生観を見開き2ページにまとめたもの。生き方というか心の姿勢というか覚悟というのは見事に表に出てしまうし、名言っぽい名言はどこか装飾的だね。芥川龍之介と太宰治はやはり味わい深く、川端康成はなんともはやの言行不一致。白洲次郎氏の「死んだらクサルということだ」「葬式無用、戒名無用」とのリアリズムには思わず唸る。著者は99名を提示し読者用として巻末に余白のページを設ける。私は思わずラ・ロシュフーコーの「太陽と死は直視できない」を想起しました。2026/05/12
Take@磨穿鉄靴
33
99人の偉人の、生と死についての言葉を1つづつ提示する形式。だいたい1人見開きの2ページなので深掘りせずただひたすら紹介というスタイル。初めて聞く名前の人もいた。これは私の勉強不足。ただ私の主観では99人の言葉の羅列よりデーケン氏の1冊の本の方が圧倒的に死についての学びが大きいことを改めて知ることができた。とは言え読まないよりは読んだけ方がいいと思える内容。誰かの言葉が刺さるかもしれない。★★★☆☆2023/06/24
Taka
16
高杉新作の言語センス痺れる。死んだなら釈迦と孔子に追い付きて道の奥義を尋ねんとこそおもへ。三千世界の鴉を殺し、ぬしと朝寝がしてみたい。ってどんだけかっこいいの。岡潔先生の、まだしたいことがいっぱいあるから死にたくない。からの計算ちごた。大谷蜀山人。今までは人のことだと思ふたに俺が死ぬとはこいつはたまらん。いつのまにか中島敦が障害を終えた年。芥川龍之介。人生は一箱のマッチに似ている。藤村操の16歳の遺書。土光敏夫。さびつくより、すりきれるのほうがマシ。地獄の底から、これからの日本を見ているからな 2023/12/22
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