内容説明
民事訴訟法と刑事訴訟法を比較しながら学んでみませんか?
多くの法学部で、民事訴訟法と刑事訴訟法は必修科目とされているのではないかと思います。そして、司法試験の受験において避けては通れない科目です。
そんな重要な科目ではあるものの、手続法は少し苦手…やイメージがしづらい…という言葉を聞くことも少なくありません。
民訴と刑訴の対話を通じて、学習上のヒントや新たな気づきを得ることができるように、また具体的なケースを想定したCaseやIssueをもとにした解説で理解がしやすくなるような工夫を随所に施しています。
あなたも民訴と刑訴の対話に参加して、学習をさらに深めてみませんか。
民訴と刑訴どちらも学んだことがない方にも配慮した内容ですので、初学者の方が予習として対話に参加することももちろん大歓迎です。
※本電子書籍は、月刊『法学教室』2022年10月号の同名特集の誌面そのままに合本したものです。
■目次
Ⅰ はじめに
Ⅱ 手続の流れとその相違点
1 民事法の世界
2 刑事法の世界
Ⅲ 訴訟に関する当事者と裁判所の役割分担
1 基本原理の確認
2 訴訟の開始・対象・終了
3 審判対象と主要事実に関する規律
4 当事者が認めた主要事実
5 職権証拠調べの可否・要否
Ⅳ 証拠法
1 伝聞証拠
2 違法収集証拠
3 証明の水準・証明度
Ⅴ 判決効
Ⅵ おわりに
■掲載号
法学教室2022年10月号