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内容説明
常識を覆す飛躍力・自発的な突破力・実現を促す共感力で、新しい製品・サービス・事業を創り出す! 現代アートに学ぶ、新しいイノベーションのフレームワーク。アーティストと協働した企業事例も紹介。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
チャー
16
新製品はアイデアは求められてすぐ出てくるものではないが、本書ではアートを生み出す芸術家の思考方法に着目し、斬新で独特な新しいものの創出法について解説している。飛躍力、突破力、共感力というそれぞれに着目して説明されており、自分で気になったものについてとことん考え、思いついたことを実現するために諦めずに向き合うという姿勢はなるほどと感じた。現代アートの鑑賞法についても触れており参考になる。過去の見て美しいという視点から、作品に込められた考え方や問いを思考する方向へ変わっているという指摘は印象に残った。2023/05/09
ta_chanko
14
日常生活の中で感じる違和感や、世の中をより良くしたいという問題意識を大切にして、自分の中で深く考えておく。加えて、さまざまなものを観察することで選択肢や可能性を広げ(飛躍力)、常識にとらわれない自由な発想=「アート思考」から新たなものを生み出す(突破力)。それが多くの人に受け入れられれば(共感力)、社会を変えるイノベーションとなる。チキンラーメンやウォークマンも、GAFAもそうやって誕生した。2023/04/22
アルカリオン
10
MBAにおいて「アート思考」「デザイン思考」がもてはやされる傾向がすっかり定着したが、そうした流れの意味を適切かつ興味深く紹介した好著▼現代アートの作者は「何を見て」「どう考え」「何を」「どのように」表現しようとしているのかをしっかりと説明している▼正直なところ現代アートに対しては「とにかく奇抜なことをして目を引こうとしている」という面もあるだろうという偏見を持っていたが、本書で紹介されているアーティスト・作品に関してはそのような要素は皆無であり、己の浅学を恥じた。2024/06/01
ちきゅう
3
「今の時代アート思考が大事だよね。」という主張は理解したが、内容は各企業の事例を軽く紹介する程度。アート思考を鍛えるためには自らの感性を鍛える必要がありそうで、そこに向けて役立ったかは微妙。2023/05/13
Yasuhiro
2
図書館本2024/10/25