内容説明
古代より、多くの自然哲学者や理論家が、数と幾何学と比の値の関係に宇宙の調和を見出そうとしてきた。中でも特に有名なものが、古代ギリシャから研究されてきた〈黄金比〉であるが、本書ではもう一つの隠された知恵〈ダイアグラム〉を紹介する。正方形の8本の半対角線（頂点から対辺の中点に引いた直線）を描くことによって現れる星形の図形が〈ダイアグラム〉。この不思議な図の性格と古代の建築や芸術との関係を明らかにする。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
けんとまん１００７
40
自然の中に、こんな不思議な世界を見出すこと。いや、見出すものが、そこにあるということが凄いのかも。まさに、自然の不可思議さ。そこに、美を見出してしまうのは、一体、何故だろうか。2024/01/02
ポン
10
自然界にある様々な調和比は、不思議で魅力的。波の動き、巻貝の殻、結晶の成長。誰がこんな秩序正しく作ったんだろう。何の為にこんなに綺麗なんだろう。2023/07/04
takao
3
ふむ2023/04/22
