正しい邦画のミカタ

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正しい邦画のミカタ

  • 著者名:林信吾【著】
  • 価格 ¥495(本体¥450)
  • アドレナライズ(2023/04発売)
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内容説明

ものごとは好き好きだという前提で、あえて言わせていただけるなら、こだわりを持つのもほどほどにしないと、世間を狭くするだけではあるまいか。(中略)ならばどうして、邦画に特化した本など書く気になったのか、と問われるかも知れない。まあ、矛盾したことを言うようではあるけれども、やはり僕は邦画が好きなのだ。その理由については、今度は恥ずかしくなるほど当たり前のことを言うようだが、日本語で演じられているからである。具体的に、どういうことか。(「はじめに」より)
 よい女優の条件とは? わが国に特撮はなぜ根付いた? 戦争を知らない世代こそ、戦争映画を見るべきでは? ヤクザ映画はどうして人気を博し、どうしてオワコンと呼ばれるようになった? 日本の伝統文化を題材にすれば名作になるのか? 邦画の未来のために必要なコンプライアンスとは?……洋画・邦画、そしてジャンルを問わず、手当たり次第に見てきた著者が感じた、日本映画のこれまでとこれから。邦画を愛する人に贈る、一風変わった映画評エッセイ。

第一章 映画女優との出会い
第二章 大日本特撮帝国
第三章 戦争映画の醍醐味とは
第四章 アウトローとカタルシス
第五章 「邦画ならでは」が見たい
第六章 邦画の未来のために

●林 信吾(はやし・しんご)
1958年、東京生まれ。神奈川大学中退。1983年より10年間、英国に滞在。この間、ジャーナリストとして活動する傍ら、『地球の歩き方・ロンドン編』の企画と執筆に参加。帰国後はフリーで執筆活動に専念している。『怪しいイギリス、納得のイギリス映画』(アドレナライズ)、『青山栄次郎伝 EUの礎を築いた男』(角川書店)、『超入門資本論 マルクスという生き方』(新人物往来社文庫)、『反戦軍事学』(朝日新書)、『イギリス型〈豊かさ〉の真実』(講談社現代新書)など、著書多数。