世界の神様 解剖図鑑

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世界の神様 解剖図鑑

  • 著者名:平藤喜久子
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • エクスナレッジ(2023/04発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 480pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784767827186

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内容説明

日本、ギリシャ、北欧、インド神話をはじめ、
世界各地で活躍する神様を大解剖!
神様を主人公に、世界の成り立ちを解明しようとした
古代人の叡智を読み解いていきます。

本書は、主に日本神話の神々を手がかりに、
世界の神々を役割や能力・容姿など
さまざまな切り口から解剖したものです。
各神話の舞台も比較しており、
より深く神話の世界を理解できるようになります。

■章構成
序章:スッキリ分かる神話の基本
なぜ人は神話を求めるのだろう。そして離れた地域に似た神話があるのはなぜだろう。
そんなギモンにお答えします。

1章:自然の神
古代人は、今以上に自然の恵みに頼る部分が多く、自然を注意深く観察する必要がありました。
そうした自然とのかかわり、そして自然への祈りの思いは神話の内容とも関係してきます。
太陽や月などが神話でどのように語られたか? そこから古代の人々の世界観が見えてきます。

2章:はじまりの神
神話の重要な役割の一つが「はじまり」を語ること。たとえば人間のはじまりも神話で語られています。
なかでも神が人間をつくるときの素材に注目してみると、その文化がもつ環境や人間観も見えてきます。
「はじまりの神」たちが教えてくれることは意外に多いのです。

3章:恵みの神
神が与える恵みはモノだけではありません。得意分野が医療だという神であれば、
病に苦しむ人々から熱心な祈りが捧げられました。神々が神話の中で発揮する多様な恵みの力は、
人々のさまざまな願いともかかわるのでしょう。

4章:動物・怪物・異形の神
鳥は飛ぶことができ、犬は嗅覚が優れる――。動物はそれぞれ人間がかなわない能力があります。
そんな人間にとって役立つ力をもった動物は、神話の中でも神となって登場します。
一方で怪物となり登場する動物も。そこから古代の人の意外な動物観、自然観が発見できるかも。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

スリカータ

22
タイトルに惹かれて。とても興味深い本だった。分類されてコンパクトに纏められている。個人的に興味のある神様に対してはもっと知りたかった。世界中の色んな神様。人の形をしていたり、動物だったり、人と動物の融合だったり。よく分からないことに対して畏れを抱くと言うけど、それが神様になったのかな。他のシリーズも読んでみたい。2020/06/11

よっしー

21
最近、○○の解剖図鑑って流行っているのかな? 神社に引き続き、図書館で発見しました。ゲームで知ってる神話の神様も沢山出ていたので、どんな神様だったのか知れて面白かったです。個人的には学生時代に読んだ漫画に出てきた北欧神話が載ってたことに満足です。神々の名前は覚えてるのに、漫画を忘れてしまったから再読が出来ないのが残念。一体、何の漫画だったのやら…2022/03/01

びっぐすとん

16
図書館本。解剖図鑑シリーズ。今度は世界の神様。世界の神様を1冊にまとめているので内容的にはザックリだが、サラッと知るには十分。本の巻頭にもあるように世界中の神話に共通点があるのは神話のルーツが出アフリカに遡るほど古い可能性があると私も思う。きっと当時の人々だって物語を持っていただろうし、地球上を広がっていくうちに自分達のルーツに関心を持つようになっただろう。一見繋がりがないような二面性を持つ神様も深く考えると因果関係のあることだったり、神様の世界は奥深い。私には神様が溢れている世界の方が自然に感じる。2021/03/01

アルキメデス

9
知られざる世界の神々の生き様、そして得た知識。神様達は時に結婚するし嫉妬するし浮気もするし殺人(殺神?)もするし一夫多妻だったりするし体から色んなもの生み出すし汚物からも生み出してしまうし、もう自由奔放なのだと知る。そして人が考えたものだからか、ギリシャ神話や北欧神話、インド中国から中国、はては日本神話まで割と似たような神様のお話が共通してあったりすること。何かを敬い恐れるということは人間にとって必要な精神性の拠り所となるんだろうな。 2023/11/22

乱読家 護る会支持!

6
世界各地で伝承されている神話。 「宇宙・世界の起源」「火や死の起源」「神々の系譜~人類の起源~王家の起源」「英雄の物語」などなど、 不思議なことに共通項が多い。 おそらくアフリカにいた最初のホモ・サピエンスの神話が原型になり、全世界にひろがっていったのだと思います。 本書では、世界各国の神を紹介されているが、僕としては各地の神の特徴等から、 サピエンス史を帰納法的に仮説づける内容まで展開して欲しかった。 2020/05/11

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